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夏休みになった。
俺たちバトルファック部は、秋の新人戦に向けて朝から夜まで厳しい練習に励んでいた。
女子部員たちの格闘技練習は、さすがに部内では行われていなかった。部活内で女子部員が男子部員に格闘技をしかけることもなく、健全なバトルファックが行われている。
しかし、格闘技の練習の効果を感じないわけにはいかなかった。女子部員に自信をもたせるという純菜の目的は完全な形で達成されていた。それは競技場内で展開されている逆レイプの光景を見れば一目瞭然だった。
「オッホオオオンッ」
男の獣じみた声が響く。
男の正体は佐藤だが、もはやそいつは人間ではなくなっていた。気色の悪い弛緩した顔で苛烈な責めに感じまくっている哀れな犠牲者。
佐藤は四つん這いにされ、そのアナルを舌でめちゃくちゃに犯されていた。それを行っているのは新入部員の絵美だった。
新入部員の中でも大人しい性格で、おっぱいが大きい以外にはバトルファックをやるようには見えない少女だった。声も小さく、引っ込み思案の性格。部活中もそれがわざわいして、なかなか上達が遅かった少女だ。
それが今では見違えるようだった。
年上のバトルファッカーである佐藤を弄ぶようにして四つん這いにさせ、そのアナルを舌でさんざんにいたぶっている。前立腺を刺激するポイントを早くも見つけだしてしまったようで、さきほどから重点的にそこばかり絨毯爆撃していた。彼女の表情は自信と確信に満ちており、見開かれた大きな瞳は冷静に男の痴態を観察し、反応のよかった部位を徹底的に舌でいじめていた。
それだけの責め苦を与えたあと、絵美が慈悲を与えるように、その大きなおっぱいで佐藤の一物を挟み込んでやった。
「い、いっっきゅうううッ!」
すぐに男が射精し、ビクンと体を痙攣させる。
白目をむいた佐藤に容赦することなく、ますます過激さを増した絵美の舌が男のアナルをめちゃくちゃにし、おっぱいの中に挟み込まれた一物をミンチにした。
佐藤はたまらずに弓なりに大きく痙攣してからぐったりと体を弛緩させた。痙攣以外ピクリとも動かない。気絶したのだ。
「ジュボッ、じゅるるるッ!」
それなのに絵美の責めは終わらなかった。気絶した男に気づかないわけはないのに、絵美は容赦なく佐藤を責め立て、一線を越えようとしている。
「そこまでだ、絵美。もう勝負はついてるだろ」
たまらずに俺が止めに入る。
一瞬、アナルを責め続ける絵美が上目遣いでこちらを見上げてきて視線があった。そこには冷静な瞳しかなかった。まるで、品定めをするような、うるさい俺のことも同じ目にあわせてやろうかと思案するような理性がそこにはあった。
「すみません、部長。佐藤先輩が気絶してるって、気づきませんでした」
ようやく佐藤を犯すことをやめた絵美が立ち上がって言った。
小柄な体躯。こんな少女が自信満々に男を犯していたというのが信じられないほどだ。しかし、その大きなおっぱいには男の敗北の証がこべりついていて、さきほどまでの逆レイプが事実であることを教えてくれた。
「あ、ああ。今後は気をつけろよ」
「はい。失礼します」
ぺこりと頭を下げて絵美が去っていった。
おそらく、次の対戦相手を探すのだろう。後にはビクンビクン痙攣している佐藤だけが残されていて、俺はいつものように気絶した男をかつぎあげて、医務室に運ぶことになった。
このような光景が競技場のそこら中で見受けられた。
新入部員も含めて女子部員全員が男子部員を上回る実力を身につけてしまっていた。これも純菜の指導のたわものだった。おっぱいの大きな少女たちが、自分の武器を使って、男たちから精液を搾り取っていく。
そんな女性部員の中にあって、やはり純菜は別格だった。
彼女はもはや片手間のように、男たちの精液を搾り取っていた。
「はい、頭バカになっちゃいましたね~」
純菜が笑いながら言う。
彼女は競技場のリングの上で試合をしていた。いつもと違うのは相手の男子部員が2人だということだ。1対2の圧倒的不利な状態で純菜は試合をしているのだった。それなのに、純菜はまるで子供を相手にしているように男子部員を圧倒し、二人同時にパフパフを極めて勝利を確信した笑顔を浮かべていた。
「わたしのおっぱいすごいでしょ? どんどん体から力がなくなっていっちゃうの」
純菜は立ちながら、乳房一つに男の顔面一つをあてがい、二人同時にパフパフをしているのだった。左腕で左の男の後頭部を抱きしめ、右腕で右の男の後頭部を抱きしめて、男の顔面をそれぞれ左右の乳房に埋もれさせている。
谷間の中に閉じこめるパフパフではないのに、効果は絶大のようだった。自分の頭よりも大きな乳房一つの前に、男たちの体は次第に脱力し、今では純菜のおっぱいを支点にして宙づりになる格好になっていた。
「なんだか、わたしのフェロモンも最初より成長してるみたいでね。この前なんか、電車の中で隣に座ったサラリーマンのお兄さんが、私の匂い嗅いだだけで頭バカになっちゃって、スーツの上からも分かるくらいにフル勃起しちゃってたんだ。かわいそうだったから、胸おしつけてもっと嗅がせてあげたら、それだけで射精しちゃったの。ふふっ、今まで女の人に耐性がなかったんだろうね。おもしろかったから、その後も電車を降りてちょっと遊んであげたんだ」
まるでその時のことを思い出すように、純菜が羽交い締めにしている男二人の顔面をさらに爆乳に押しつけ、グリグリと潰した。ぐんにゃりと歪んだ彼女の豊満な果実が、貧欲に男たちの顔面を喰らい尽くしている。
「やっぱり、バトルファックを続けると体がそういうふうに成長するのかもね。男の子をさらに搾り取ろうって、体が変わっていくのかも。ふふっ、これからもどんどん強くなれると思うと楽しいね」
彼女は笑って仕上げをすることにしたらしい。
パフパフの拘束をといてやると、男たちはドサっと地面に落ちてピクピクと痙攣して動かなくなった。意識はある。そのように純菜は手加減したのだ。
彼女はサキュバスのように笑うと、男一人の尻を自分の膝の上に乗せて必殺の体勢になる。意識を朦朧とさせた男が恐怖に青ざめて命乞いを始めるが、純菜は笑顔でそれを無視して、悪魔殺しの大鉄槌を完成させた。
「ひっっぎいいいいッ!」
たまらず弓ぞりに体をそらし、一瞬で射精してしまった男。
彼は純菜の膝上の上で滑稽にも暴れ回るのだが、それはまな板の上でさばかれる魚くらいの意味しかなかった。
熟練した動きで純菜が男の抵抗を無力化し、重量のある爆乳をゆっくりと持ち上げて男の腰に打ち付けた。もはや悲鳴さえ許されず、男は一回の打ち付けだけで気絶し、そのまま精液を純菜のおっぱいの中に垂れ流しにしていく。まるで壊れた蛇口から水が噴出するような勢いで射精をしていく男。それは精巣の中が空っぽになるまで続いた。
「はい、あっという間に空っぽだね。ふふっ、気持ちよかった?」
既に意識がなく、ビクンビクンと痙攣している男にむかって笑顔で言う純菜。
「女の子に反抗的だとこうなっちゃうんだよ? これにこりたら、もう変なプライドなんて捨ててね。そうしないと、また君の心をボッキボキに折るまで犯すから」
分かった?
そう優しく言う。
そこまできて、ようやく彼女はリングの上のもう一人の男に目をやった。
その男はさきほどから、仲間が純菜に犯されていくところを恐怖の目で見ているだけだった。1対2なのだから、パイズリを極めている純菜を責めることだってできた。しかし、男はそれをしなかった。怖かったのだ。下手に攻撃して、返り討ちにあい、あの恐ろしいおっぱいが自分に向けられることが。
男はただ仲間が犯されるところを見ているだけで、恐怖におののくことしかできなかった。しかし、その選択は間違っていた。サキュバスが獲物を逃すはずがないのだ。
「次は君の番」
純菜が笑って言った。
「この子と同じように、君の心も折ってあげる。期待してね」
悲鳴をあげる男を血祭りにあげていく純菜。
リングの上には男たちの大量の精液が流されることになった。
つづく