バトルファック部の転落のアフターストーリーです。

本編→姫華物語→麗美物語の後の話しになります。



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 変貌したバトルファック部でも熱心な練習は変わらない。数少なくなった男子部員や、家畜を使用して、今日もおっぱいの大きな女子部員たちが、男の精液を奪い取っていく。

「ええと・・・・・こうッスかね?」

 競技場の隅っこ。

 そこで姫華と麗美が新たな技の練習に励んでいた。今は姫華の番らしく、褐色の爆乳少女が榎本の顔面を自慢のおっぱいに押しつけて、潰してしまっている。

「むうううううッ!」

 褐色おっぱいに捕食されてしまっている榎本が悶え苦しんでいく。

 家畜として処分されて人格を壊されても、意識を失わなかった榎本は、こうして少女たちのおっぱい技の実験台にされることが多かった。破壊力満点すぎて、男子部員にも、家畜に対してすらできない過激な技の実験台になった男は、ますます壊されていった。

「むううううううッ!」

 おっぱいに生き埋めになった榎本が体をバタバタと暴れさせていく。

 けれど、姫華のKカップ爆乳から脱出することなんて不可能だった。大迫力の乳肉に顔面を生き埋めにされ、後頭部までぐんにゃりと柔らかいおっぱいに包み込まれてしまっている男は、顔を支点としてピン留めされてしまっていた。

「ぷぷぷっ、暴れてるッスね~。苦しいッスか?」

 他人事みたいに言う姫華。

 榎本の後頭部にまわした両腕に、さらにぎゅううっと力をこめてしまう。それによって、底なし沼みたいなおっぱい乳肉地獄の中に、男の頭部がさらに沈みこんでしまった。もはや後頭部すら見えなくなってしまうほどに、男の頭部全体が姫華の爆乳に埋まってしまっている。

「はい、捕食完成で~す」

「むうううううッ!」

「こうなったらもう逃げられないッスよ? ウチのおっぱい、ますます凶悪になってるッスからね~。一度丸呑みしちゃった獲物は絶対に逃がしません」

 ぎゅうううううッ!

 おっぱいがさらに榎本を丸呑みにする。

 大迫力の褐色爆乳が男の頭部を完全に生き埋めにしていた。柔らかそうな重量感たっぷりの乳肉。乳房一つとっても男の頭部よりデカい規格外の爆乳。褐色に輝く肌がアマゾネスとしての強さを強調しながらも、柔らかめの乳肉が見ているだけでトロンと相手の意識を溶かしてしまう。ギャルとしての研鑽にも励んでいるせいもあって、おっぱいだけはデカいのに、腰は恐ろしく細いままだった。それがさらに姫華のおっぱいを大きく見せることに成功しているのが分かった。

「姫華のおっぱい、ますますエロくなったね」

 順番待ちをしている麗美が言った。

 姫華の褐色爆乳が榎本を捕食し、窒息させていく様子を、いつものクールビューティーな少女が鑑賞している。

「完全にオーバーキルって感じ。エロい」

「ありがとうッス~」

「今は窒息責めの練習だっけ? 榎本、ヤバイことになってるみたいだけど」

「そうッスよ~。新しいおっぱい技の開発中ッス。まあ、ここまでデカいと、相手を窒息させるのなんて簡単なんッスけどね~」

 ぎゅうううううッ!

 さらに榎本の頭部をおっぱいで生き埋めにする。呼吸一つ許されていない男が、褐色爆乳に顔を突っ伏して、ゆっくりと死んでいった。

「バトルファックの試合で気絶させたら反則負けッスけど。とりあえず実験のために、やってみるッス」

 なんでもないように姫華が言う。

 気軽に、ごく自然と、男を壊す決意をしてしまう少女。姫華のKカップ爆乳がさらに榎本を丸呑みして、呼吸を完全に奪ってしまった。

「むうううううううううッ!」

 半狂乱になって男が暴れ始めた。

 両腕両足をバタバタと暴れさせて必死に抵抗をしている。なんとか顔を爆乳の深い谷間から引っこ抜こうと全身全霊をかけて暴れている。しかし、

「ふっ、暴れてる暴れてる」

 姫華はニンマリと笑って男の全力の抵抗を鑑賞するだけだった。

 鍛え上げられたギャルの肉体は男の抵抗を完全に無効化してしまっていた。

「ザ~コ」

 まったくの余裕。暴れ回る男の体をよろめくことすらなく拘束してしまっている褐色ギャル。一切の呼吸を許さず、Kカップ爆乳少女が男の命を奪っていく。

「窒息寸前の男ってこうなるんッスよね~。全力で暴れ回ってる姿、マジでツボッス~」

「言えてる。無様だよね、こいつ」

「おっぱいで顔面捕食されて、息一つできない男の最後のあがき。酸素くだちゃいいいって暴れ回ってるの、マジで受けるッスよね。マゾ男ダンスって感じで、見てて飽きないッス」

 姫華が榎本を窒息死に誘いながら談笑していく。

 教室の中の日常風景みたいな一幕。けれども姫華は今、男の頭部を爆乳に生き埋めにして、窒息させているのだ。男の命をかけた抵抗を鼻歌でも歌いそうなほどの余裕さで封殺し、圧殺してしまっている。その巨大なおっぱいの存在感からも分かるように、姫華が榎本を圧倒してしまっていた。

「ん、もうすぐ気絶するッスね」

 榎本の限界を熟知している姫華が言う。

「ぴくぴく痙攣してきたッス。ふふっ、みじめ~」

 笑う。

「カウントダウンしてやるッスよ」

 さらに、ぎゅうううっと榎本の頭部をおっぱいで圧殺しながら、

「10,9,8,7」

 カウントダウンが始まる。

 男の体がビクンビクンと痙攣していく。

「6,5,4」

 おっぱいが男の顔面をさらに喰らう。ぐんにゃりと潰れた乳肉が、男の頭部を底なし沼のさらに深くまで引きずりこんでしまった。

「3,2,1,ゼロ―――イけ、マ~ゾ」

 どっびゅううううううッ!

 びゅっびゅうううううッ!

 姫華のおっぱいによって捕食されている男が悶絶していく。あれだけ暴れていた体が脱力し、両腕がブランと垂れ下がってオブジェと化す。ずり落ちそうになっている体がそれでも頭部をKカップ爆乳の餌食にされているために倒れることもできない。ぴくぴくと弱々しく痙攣するだけになった男の顔面が完全におっぱいの中に埋もれてしまい、そこには首なし死体があるだけのように見えた。

「はい、いっちょあがりッス~」

 ニヤニヤ笑いながら姫華が言う。

 おっぱい窒息責めだけで射精させてしまう卓越した技術。男の命を奪う厳しい拷問技ですら、男の精液を奪い取ることができる恐ろしい爆乳が、今も男の顔面を捕食し、底なし沼に沈めていた。

「ふっ、やっぱザコっすね、こいつ~。一発で壊れちゃった」

 笑い、さらに榎本の顔面をおっぱいでこすりつけて、死にそうになっている男に追い打ちをかける。それはすべて、その一部始終を見つめている一人の男に対して見せつけるために行われているものだった。

「ねえ健二先輩。ちゃんと見ててくれたッスか~?」

 姫華の視線が地べたにうつる。

 仁王立ちになって榎本の頭部をおっぱいで捕食しながら、見下ろす。その視線の先には、健二がいた。

「ううううううッ!」

 地べたに正座で座ってその一部始終を見せつけられていた健二が悶えている。

 純菜・姫華・麗美の専属家畜として使われている健二は、こうして他の男が壊されていく様子を見て、それで興奮していた。お情け程度に着用を許された競技用パンツには大きなテントがつくられている。それは、姫華たちのおっぱいを見た瞬間に自動的に造られてしまう悲しい敗北の証拠だった。

「アハッ! もうバッキバキじゃないッスか、先輩」

 バカにしたような視線が健二に降りかかる。

 褐色の肌をもったムチムチの後輩に見下ろされて、バカにされて、それでも健二は勃起したままだった。その血走った視線が、姫華の爆乳からはずれることはなかった。

「見過ぎッスよ、先輩」

「う、ああ」

「そんなに見たいなら、もっと近くで見せてやるッス」

 姫華のおっぱいが捕食していた榎本を解放する。

 そのまま地面に倒れた榎本には無頓着に、姫華が健二に近づいていく。歩くたびにブルンブルンと揺れる爆乳。まるで見せつけるようにして姫華が健二の真正面まで近づき、そして前かがみになって、そのKカップ爆乳を健二の顔面スレスレまで近づけてしまった。

「ほら、見えるッスか~? これがさっきまで、BL学園の元部長をボコボコにしてたおっぱいッスよ~」

 ぐいっと、さらに褐色爆乳を健二に近づける。

 鼻先ギリギリ。体温すら感じられる間近に迫った乳肉の暴力。健二の頭部よりも大きな乳房が二つ、威圧的に迫っている様子は、捕食者が獲物を前に舌なめずりをしているようにしか見えなかった。

「ひ、ひいいいいッ!」

 健二が悶える。

 それでも視線をはずすこともできない。目の前で大迫力に鎮座するおっぱいを凝視しながら、ぶるぶると震えるだけだ。

(ひ、姫華のおっぱい、すごいいいいッ!)

 脳裏にあるのは姫華のおっぱいだけ。

 褐色の生命力で光り輝いているKカップ爆乳。垂れることもなく美しい形で保たれているおっぱいは、明らかに重力に打ち勝っていた。これまでも、これからも、男たちを捕食し、完膚なきまでに叩き潰していく格上おっぱい様を前にして、健二の心がはやくも屈服してしまう。

「ウチのおっぱい、ますます大きくなってるんスよね~」

 ニヤニヤ笑いながら姫華が言う。

「この前はかったら114センチで、2センチも大きくなってたッス。もちろん正真正銘のKカップ。このままいけば、純菜先輩のLカップまで一直線ッスね~」

 語られた言葉の衝撃で健二の頭が終わる。

 ハアハアという荒い息づかい。114センチ。Kカップ。目の前の大迫力の爆乳。意識がもっていかれて、姫華のおっぱいのことしか考えられなくなってしまう。

「ううううッ!」

 しかも漂ってくる甘い匂いで殴り殺される。

 体温すら感じられる至近距離に近づけられてしまえばこうなる。姫華のフェロモン。その甘ったるい後輩の媚薬もますます成長していることが分かった。男を殺すために進化してしまっている女の体臭。その成熟しきった甘い匂いで、健二の体がビクビクと痙攣していく。肉棒が限界まで勃起し、ぴくぴくと震え始めた。

「ふっ」

 そんな健二の反応を健二以上に把握している姫華が笑う。

 彼女は仕上げをすることにしたらしい。ニヤニヤ笑いながらも最適なタイミングで、ぐいっと、両手で左右から乳房を挟みこむ。乳肉同士でぐんにゃりと蠱惑的に潰れた深い谷間。それを見せつけながら、あとは一言があるだけでいい。

「イけ」

「ひゃああああああッ!」

 どっびゅうううううッ!

 びゅっびゅううううッ!

 健二が射精した。

 一度も触れられることなく、視覚情報と匂いだけで射精してしまったのだ。競技パンツから濃厚な白い液体が漏れてくる。ガクガクと痙攣している体がさらに震える。

「姫華あああああッ! ゆるじでえええッ!」

 それでも健二の視線は姫華のおっぱいからはずれることはなかった。一度見てしまえば自分から視線をはずすことが不可能になってしまうほどの魔乳。魔法がかかったように、健二は後輩少女の爆乳から目がはなせず、びゅっびゅっと敗北射精を地面に垂れ流しにしていった。

「ザ~コ」

 そんな情けない先輩男子の姿を見下ろしながら、姫華が嬉しそうに笑う。

「先輩、ますますウチのおっぱいに夢中ッスね~。おっぱい奴隷が板についてきたんじゃないッスか~?」

「うううううううッ!」

「これからも、もっともっとウチのおっぱいに夢中にさせてあげるッスから、覚悟してください先輩」

 最後に、さらにぎゅうううっとおっぱいを左右から挟み寄せ、健二の脳みそに深刻なダメージを残してやってから、ようやく姫華が健二から離れてやった。視線をはずすことができた健二がガクンとうつむき、ハアハアという荒い息づかいで痙攣している。そんな情けない男のことを、仁王立ちのまま、おっぱいの大きな後輩少女がいつまでも見下ろしていた。



 *



「次はわたしの番ですね」

 麗美。

 姫華のおっぱい技が完全に終わった後で、長身の後輩女子が健二の前に立つ。彼女もまた、最初から健二に見せつける気で満々のようだった。当然だ。これは健二に対する調教なのだ。他の男を壊していく様子を見せつけて健二を魅了する。部活中は純菜の時間と決まっていたので、健二に触れることは許されない。けれど、姫華と麗美のような少女にかかれば、触れることなく男を射精に追い込むことなんて簡単だった。

「見ていてください、健二先輩」

 麗美の冷たい瞳に熱気が宿る。

 そのサディスト全開の切れ長の瞳に見下ろされて、はやくも健二が「ひい」と悲鳴を漏らしてしまった。健二の悲鳴が大好物な麗美がそれだけでさらに興奮して、ますます過激なおっぱい技を練習することに決めてしまったらしい。

「おっぱいで潰しますね?」

 健二に対して言って獲物の髪の毛をつかむ。

 かたわらで全裸で待機していた男。ぷるぷると震えながら、はやくも涙をボロボロ流しているのは、榎本と同じく廃棄処分にされてしまった黒宮だった。

「たずげでええ・・・・・ゆるじでください麗美様ああああ・・・・・」

 眉を下げ負け犬の表情を浮かべて懇願している。

 そこに抵抗心なんてひとかけらもないことが分かった。黒宮はただひたすらに後輩長身少女に怯え狂い、その慈悲にすがりつこうと必死だった。

「・・・・・・・・」

 しかし、命乞いに対してかえってきたのは冷たい麗美の視線だけだった。

 黒宮の髪の毛をつかんで持ち上げ、一瞬だけ侮蔑の視線で見下ろした麗美は、すぐに男から興味を失ってしまったらしい。てきぱきと準備を進めてしまう。

「たずげでええええッ!」

「死にたくないいいッ!」

「ゆるじでええええッ!」

 泣き叫ぶ黒宮を無視して調理し、終わる。

 黒宮の背後にまわった麗美が、男の頭部をおっぱいの谷間に閉じ込め、挟んでしまった。両手が両乳房の左右にあてがわれて、谷間に閉じ込めた男の頭部をプレスしている。

「あひいいいいいッ!」

 黒宮は既に発狂寸前だ。

 巨大な乳房と乳房の間に頭部を挟み込まれて、ギチギチと潰されていく。空手で鍛えた怪力がそれを可能にしていた。純白の張りのある強いおっぱい様が、男の矮小で惨めな頭部を潰していく。

「見えますか、健二先輩」

 そんな残酷な拷問を麗美は健二の間近で行うのだった。

 彼女の切れ長の瞳が黒宮を無視して健二にロックオンされている。両手を両乳房の側面にあてがい、ぎゅうううっと潰しながら、長身爆乳少女が男たちを圧倒していく。

「こいつ、おっぱいで潰されていってしまってます」

「ううううッ」

「わたしのJカップおっぱいで、こいつの頭部はぐちゃぐちゃになります。わたしの力ならそれができるって、健二先輩なら分かりますよね?」

 んふっと笑う。

 その笑顔に健二が怯える。毎日の練習後に始まる格闘訓練。そこでボコボコにされ、力の差を見せつけられ、命の危険を感じながら射精を繰り返している健二には、麗美の言葉が嘘でないことが身に染みて分かっていた。

(潰されちゃう・・・・・麗美のおっぱいで、男の首から上がぱっくりって)

 捕食風景。

 乳房という牙が獲物である男の頭部に喰らいつき、今も捕食してしまっている光景に健二の目がくぎ付けになってしまう。強いおっぱい。強靱な肉体。この競技場の中で誰よりも長身な少女が、仁王立ちしながら、おっぱいだけで男を潰していく。

(麗美の体・・・・やっぱりすごい・・・・)

 おっぱいだけではない。

 その肉感たっぷりな乳房の下には細い腰がある。しっかりとくびれている芸術品のような曲線に目が奪われる。しかもその腰には腹筋が浮き出ていた。柔らかい女性らしい筋肉の筋がつうっと浮かびあがっていて、鍛え上げられていることが分かる。ついこの前、その腹筋に見とれていたら、ニンマリと笑った麗美によって顔面を腹筋に押しつけられ、ぐりぐりと潰されてしまった時の感触がよみがえってしまった。

(足も、すごいいいい)

 そしてきわめつけは足だ。

 巨大な臀部から伸びるムチムチの足。立っているだけなのに、柔らかそうな皮下脂肪を食い破って凶悪な筋肉が浮かび上がっている。太くて強い、女性の太もも。信じられないくらいに股下が長くて、美しい。毎日締め上げられていても恐怖よりも羨望が勝ってしまう。頭をバグらされていることが分かる。男の命を奪いとることができる麗美の強い肉体の前に、健二の体がはやくも屈服し、あれだけ射精したというのに、もうバギバギに勃起してしまっていた。

「ふふっ、黒宮が壊されていくとこ見て興奮してますね」

「あ、ち、違う」

「違わないですよ。毎日自分がされていること思い出してしまったんですよね。この体で、自分が締めつけられていくところを想像して頭バグらせてしまったんでしょう?」

 ぎゅううううッ!

 さらに両手で両乳房を挟みこんで、潰す。

 黒宮が白目をむいた。人間を辞めてしまった可哀想になるくらいの情けない顔をさらして、後輩女子の爆乳によって頭部を潰されていく。

「わたし、まだまだ本気を出していません」

 いつものポーカーフェイスを崩すことなく、余裕そうに麗美が言う。

「それなのにこいつの頭蓋骨はもう限界です。あと少しだけ力をこめれば、ほら」

 ぎゅうッ!

 バギベギバギイイッ!

「ね、潰れ始めました」

 なんでもないような口調。

 けれど間違いなく、麗美のおっぱいが黒宮の頭蓋骨を粉砕し始めていた。バギベギバギっと、骨が砕ける音が聞こえてくる。柔らかそうな乳肉のプレスによって、男の頭部が文字通り潰れていくのだ。

「かっぎゅううううッ!」

 黒宮が半狂乱になったように暴れていく。

 当然だ。潰れているのだ。おっぱいで殺されてしまっている。自分の頭蓋骨がバギバギと潰れている音をおっぱいの中で聞かされながら必死に暴れ、それでも麗美のおっぱい監獄の中から脱出することはできない。じたばたと、チビ男が滑稽なダンスを踊り始めた。

「簡単ですね、男を殺すのって」

「あああああッ!」

「こんな柔らかいおっぱいでも男を殺すのなんて朝飯前です。ふふっ、よわすぎ」

 ぎゅうううううッ!

 ベギバギグジャアッ!

 電気ショックをくらったみたいに黒宮が暴れていく。完全に白目をむいて大きく開かれた口から舌を伸ばしている。両頬が潰されて舌を収納できるスペースが口の中になくなってしまったのだ。限界が近い。それが分かった。

(食べられちゃってる・・・・おっぱいで、捕食されてる・・・・・)

 健二が恐怖と共に夢中になる。

 ベギバギという音は食事の音だった。肉食動物が草食動物の肉体に食らいつき、その骨ごと砕きながら、生きたまま食べていく。大型肉食獣の強靱な顎のような強いおっぱい様が、大きな口をあけて男の頭部をむしゃむしゃと食べてしまっている。その大迫力の光景と音によって、健二の股間は痛くなるほど勃起していた。

「ふふっ、チ~ビ」

 麗美が笑い、仕上げをすることにしたらしい。

 チビと吐き捨てるように口に出された言葉によって、健二の体がビクンと痙攣してしまった。「おまえは弱くて劣った男なんだ」ということを分からせるために最適な言葉を麗美は覚えてしまったのだった。麗美のほうが健二よりも身長が高い。それを普段の格闘練習で煽った時に健二が興奮してしまった以来、麗美は日課のようにチビ煽りをするようになっていた。チビであることをバカにすると健二が興奮することを把握してしまった麗美が、純菜にも姫華にもできないチビ煽りという新たな技で、健二を追い込んでいく。

「おまえらはチビだから勝てないんだよ」

「ひいいいいッ!」

「女のわたしより身長が小さい。そんなにチビで、恥ずかしくないの?」

「言わないでええッ! 言わないでええッ!」

「チ~ビ♪ チ~ビ♪ チ~ビ♪」

「あひいいいいいッ!」

 健二の体が痙攣していく。

 チビとバカにされればされるほどに、自分が麗美よりも劣った存在であるということを分からされていくのだ。

「チ~ビ」

 ぎゅうううううッ!

 バギバギベッギッ!

 チビ煽りをしながらおっぱいで黒宮の頭部を喰い潰す。その頭蓋骨が割れる音が競技場に響き、黒宮の悲鳴が壮絶なものになっていく。その残酷性と命の危険があいまって、健二のマゾ性癖が刺激されていく。興奮して、頭をバグらせてしまった男の股間が、限界に近づいて痙攣を始めた。

「ふふっ」

 笑う。

 長身爆乳少女が笑って、その長くてムチムチした片足を振り上げた。膝を折り曲げて、健二の頭上で獲物に狙いを定めている。皮下脂肪の下から凶悪な筋肉が浮かび上がってきていて、その大きな足裏が大迫力で迫る。

「ひいいいいいいいッ!」

 限界。

 それを見極めた麗美が、ニンマリと笑い、そして、

「イけ。チ~ビ」

 ぎゅうううううううッ!

 バギッバッギッベッギイイッ!

 ぶううんんッ!

 おっぱいによる喰い潰しと同時に、振り上げられた麗美の足が健二の脳天めがけて炸裂する。風切り音が鳴る。けれどその足は健二の頭頂部ギリギリで止まった。約束どおり健二の体には触れない。けれど、やはり麗美も接触しないで健二を射精させることなんて朝飯前だった。

「ひゃああああああッ!」

 どっびゅううううううッ!

 びゅっびゅうううううッ!

 健二が射精した。

 目の前で黒宮が壊されていく様子を見せつけられ、自分自身も麗美の美脚様に踏み潰されようとして、命の危険を感じて射精してしまった。麗美の足下で、男の敗北の白い液体が勢いよく漏れていった。

「ふっ」

 鼻で笑った麗美が黒宮を解放する。

 既に気絶して地面に仰向けになった男。残酷な少女はズタボロになった男に対しても容赦せず、勢いよくその顔面を踏み潰してしまった。バッギイイッ! という顔面が壊れる音が響く。麗美の大きな足裏が黒宮の顔面全体を覆い隠してしまっている。これ以上なく密着して、顔面にめりこんだ麗美の足裏様が、ぐりぐりとさらに踏み潰しを継続していく。

「ひいいいいいいいッ!」

 どっっびゅううううッ!

 そんな処刑シーンを見せつけられて、ますます健二の射精の勢いが強くなってしまう。強い麗美の肉体を間近で強調され、自分はこの人に勝てないと教え込まれて、被虐の快感でさらに射精してしまったのだ。

「ふふっ、立派な足奴隷になってきましたね」

 麗美が黒宮を踏み潰しながら言う。

「チビマゾ性癖も順調に悪化中です」

「ひいいいいいッ!」

「練習後はわたしの時間ですからね。今日もしっかり、健二先輩をボコって、頭バグらせて、チビ煽りして、徹底的に射精させてやります」

 長身爆乳少女が仁王立ちで勝ち誇っていく。

 健二はそんな少女の足下で膝まづき、ご主人様を仰ぎ見る奴隷のように、麗美の姿を見上げるしかなかった。その顔には恐怖と、崇拝が、同時に浮かんでいた。



 *



「お疲れッス。麗美」

 姫華が笑いながら麗美にタオルを渡す。

 ありがとうと礼を言いながら麗美がそれを受け取り、ふうっと一息ついた。

 姫華が侮蔑の表情で気絶した男二人を見下ろして、

「しっかし、こいつら本当にザコッスね」

「言えてる。これじゃあ練習にならないよ」

「そうッスよね~。新しいおっぱい技を開発しようにも、実験台がこれじゃあ、どうしようもないッス」

 ぐっじゃああッ!

 特になんとも思っていない気軽さで、姫華が榎本の顔面を踏み潰す。褐色少女の足裏が年上男性の顔面に炸裂して、ぐりぐりと蹂躙を始めてしまった。

「窒息責めって言っても、なんか新鮮さがないんッスよね~。けっきょく、パフパフの延長というか」

「そうだね。わたしがさっきやってたのも、純菜先輩が始めたおっぱい締めの派生みたいなものだし」

「あ~あ、やっぱりオリジナリティのある技を開発するのは難しいッスね~」

 ぐりぐりぐりッ!

 不満が残酷性になってさらに姫華が榎本の顔面を踏み潰していく。それにつられて麗美もまた黒宮の顔面踏み潰しを始めてしまった。彼女たちはあくまで談笑をしているだけ。そんな中で片手間程度に男の顔面を踏み潰してしまっている後輩女子の残酷性を前にして、健二は戦々恐々とするしかなかった。

「なにやってるの、二人とも」

 軽快な声が弾んだ。

 その声に一番反応したのは健二だった。びくんっと背筋が震えてしまう。声に反応した姫華と麗美が、ぱああっと笑顔になった。

「純菜先輩、お疲れ様ッス」

「おつかれさまです、純菜先輩」

 純菜のことを尊敬していることが分かる礼儀正しさで後輩女子があいさつをしている。それを受けてフフっと笑った純菜が、チラっと健二を見下ろした。



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