体操部専用の体育館。
床や鉄棒、平均台や段違い平行棒、クッション剤をしきつめたピットと呼ばれる器具・・・・・・。
体操に必要な各種設備のすべてが、広大な面積を誇る体育館に完備されていた。
これだけの設備を整えるためには、億単位の資金が必要である。
普通の学園には、このような豪華な設備など望べくもない。
だがしかし、ここ平成学園の体操部専用体育館には、そのすべての設備が完備されているのであった。
このような豪奢な器具が備えられている理由・・・・それはーーー
「いやあ、来週の大会、折笠麗子選手には頑張ってもらいたいものですな。なんといっても彼女は学園のほこりですからね・・・・・支援にいとめをつけませんよ」
「ありがとうございます学長・・・・折笠も、この学園の充実した設備に、感謝してもしれきれないと、学長には大変感謝しているしだいです」
「そうですかそうですか!! まあ、彼女だけでなく、女子体操部には期待の選手が勢揃いですからな・・・・折笠くんに続く、第二のオリンピック選手が我が校から輩出されるよう、期待していますよ?」
「はい、ご期待に添えるよう、努力いたします」
体育館の中―――平均台で演技をしている折笠麗子の姿を見据えながら、平成学園の学長と、女子体操部の女コーチが顔を合わせていた。
そして、その言葉の内容こそが、学園の体育館に、このような体操設備が完備されている原因でもあった。
平成学園の生徒に、オリンピック選手がでたということが、このような完璧なまでの設備を完備させるに至ったのである。
折笠麗子。
学園二年生にして、オリンピックに出場し、そこで7位入賞という快挙をなしとげた才女。
150p台の身長で、小柄な美しい女性ーーーまるで妖精のような愛くるしい表情と、演技の表現力のために磨きあげられてきた大人びた雰囲気を兼ね備えている。
体操の選手として適格なスレンダーな体躯。
胸は小ぶりで、まるでカモシカのような引き締まった体をしている。
しかしそれでも、折笠麗子からは女性らしさが損なわれていない。
引き締まったといっても女性らしいふくよかな肢体は失っておらず、レオタードから伸びる脚線美は、見るものをすぐさま虜にする。
低い身長だというのに、脚が異様に長い。
座高は低く、それが脚の長さに直結している。
スラっと伸びた、カモシカのような脚。常に鍛え上げられているその脚は、どこか畏怖の念を感じてしまうほどに魅力的だった。
そのオリンピック選手、折笠麗子は、集中しきった目つきで、平行棒の演技を行っている。
常人であるならば、そこで歩くことさえ難しいというのに、彼女はそこで側転をしたりジャンプをしたりと、その身体能力の高さを如実に表していた。
麗子が躍動を続けるたびに、彼女のカモシカのような脚に力がこもる。
男性的ではない女性的な柔らかそうな筋肉がそのたびに浮き出て、レオタードから伸びるむき出しの太ももが実に魅力的だった。
尚も演技に熱が入る麗子を見据えながら、平成学園の学園長と、女子体操部の女コーチは話しを展開する。
それは、学園長のほうから、コーチに向かって発せられたものだった。
「しかし、近年の女子体操部の躍進には、ほとほと頭が下がる思いですな。今年のインターハイでも優勝し、これで3連覇・・・・平成学園の黄金時代が始まったと、そういってもいいんじゃありませんか?」
「そうですね・・・・折笠をはじめ、素晴らしい選手が入学してきてますから・・・・それとなんといっても、ここまでの設備で練習ができるというのが、平成学園女子体操部躍進の一番の要因だと思われます」
「いやあ、佐藤さんにそう言ってもらえると、私としても嬉しいですよ。これからも女子体操部には頑張ってもらいたい・・・・・・そう、男子体操部の低落の分までね」
学園長の男はそう言うと、同じ体育館の中・・・・その片隅でちんまりと練習にはげんでいた男子体操部の面々を睨み付けた。
さきほどまでの友好的な雰囲気はナリを潜め、そこには男子体操部に対する侮蔑の念しか見あたらない。
そして事実、学園長は男子体操部の存在に嫌悪感をむき出しにしながら、言葉の続きを言った。
「まったく、男のほうはこの前の大会でも、地区予選ですら結果がでず、おまけに最下位という唾棄すべき結果を残してくれましたからな・・・・・平成学園の面汚しですよ、あいつらは」
「・・・・・・」
「どうですか? 佐藤コーチ・・・・・もしも女子体操部にとって、男子体操部の存在が邪魔なのでしたら、いっそのこと廃部ということにしてもいいのですが」
声のトーンを落として喋る学園長。
しかしそれを受けた女コーチは、とんでもない、という表情をもって、
「待って下さい学園長。彼ら男子体操部も、私達、女子体操部にとってなくてはならない存在なのです。私達の躍進は、彼らの犠牲なくしては生まれなかったといっても過言ではありません」
「そ、そうなのですか? いやまあ、少しでも役に立っているのであれば、私としても別に構わないのですが・・・・・しかし、あんな奴らがどのように役に立つというんですか?」
「それはですね、彼らはーーー」
女コーチは、自信満々といった表情を浮かべて、
「ーーー女子部員のストレス発散に貢献してくれてるんですよ」
◆◆◆
平均台での練習を終えた麗子は、どこか余裕のない表情を浮かべていた。
人なつっこく、それでいて控えめで、大人びた雰囲気を纏った学園のマドンナとして、一部生徒に崇拝されている彼女が、いつもの様子とは異なった雰囲気を纏っている。
ハアハア、という荒い息づかいと、どこか焦っているような表情。
麗子は、さすがに追い込み練習の疲れを、その体に感じ取っているようだった。
(さすがに・・・・ちょっと疲れたかな・・・・)
息を荒げながら、麗子は膝に手をついて深呼吸を繰り返す。
普段は肩口まで伸ばされている紫がかった艶やかな黒髪は、一つに束ねられて短いポニーテールのようになっている。
その髪型は彼女に実に似合っており、とんでもない魅力を放っていた。
(1ヶ月間、まったく休みをとらずに夜遅くまで練習していたから・・・・・ちょっと疲れがたまってるみたい・・・・肉体的にはもちろんだけど・・・・・それ以上に精神的に・・・・・)
麗子は、ふう、と溜息を吐く。
いくら練習熱心な麗子とはいっても、その身は花も羨むうら若き少女である。女子高生らしく遊びたいという願望が、ないといったら嘘になる。
それを我慢して、練習に打ち込む日々・・・・・ストレスは普通人のそれをはるかに上回り、麗子はなんだか自分が、イライラとした気分でいることを感じていた。
練習に身が入らない怒りが、自分自身に向かう。
それはすぐさま、練習中の演技に悪影響を与えて、終わることをしらない負のスパイラルに麗子はとらわれていた。
(これじゃあダメだ・・・・・こんなにストレスを感じてたら、練習にも影響がでる・・・・・ここはやっぱり、アレをやっておこうかな)
他の女子部員は、毎日のようにやっているのだというアレ。
練習が終わったあとの部室や、トレーニングルームで毎日のように目撃する女子体操部員によるある行為。
優しく、そして思いやりのある麗子としては、それをするのは若干気がひけるのだが、しかしアレをやるとストレスが解消されるのも確かだ。
(うん決めた。今日は、アレをやろう)
意を決してそう決めた麗子は、恥ずかしそうに顔を真っ赤にして、男子体操部の方向へと歩いていく。
アレをやるにしても、気心の知れている人のほうがいいだろう。
そう考えた麗子は、ソレをするときにいつも指名している男子体操部員ーーークラスが同じで、席も隣り合っているその男に向かって、言葉を投げかけた。
恥ずかしそうに、まるでこれから告白でもする乙女のような純情さで・・・・
「新堂くん・・・・・今日、いいかな?」
「お、折笠? ・・・・ああ、大丈・・・・・いえ、大丈夫です」
学園のマドンナを前にして、新堂は恐怖に引きつったような表情を浮かべた。
麗子に対して恋慕の感情を持っている彼ではあったが、これから行われることを考えると、脚がガクガクと震えてしまうことを止めることができなかった。
周りの男子体操部員は、同情するような視線を新堂に向ける。
学園のマドンナとして人気のある麗子ではあったが、しかし練習の終わりに呼び出されて嬉しいと思う男が、今この場にいるはずがなかったのだ。
「じゃあ、今日はトレーニングルームで・・・・しよっか?」
「・・・・・は、はい」
そして二人は、体育館に隣接している専用のトレーニングルームへと消えていった。
もじもじ、と恥ずかしそうに顔を真っ赤にしながら、麗子は歩いていく。
まるでこれから、一線を越えようとしているかのように・・・・
◆◆◆
「新堂くん。ほら、私の脚どかしてもいいんだよ?」
「むふうううううっっ!!」
トレーニングマシーンが完備されている室内で、麗子は言葉を放っていた。
いつもの愛くるしい表情ではなく、どこか冷ややかな目線。
その瞳をもって麗子は、ある存在を見下ろし続けていた。
麗子の視線の先にある物体ーーーそれは、彼女の脚に顔面を踏みつけられている、新堂という男子体操部員だった。
「むむむうむううう!!」
「苦しいよね? 私の脚が新堂くんの顔面踏みつけてるんだもの・・・・ほら、抵抗してもいいんだよ? 私の脚、ふりほどいて立ち上がったら?」
「むうううううううっっ!!」
仁王立ちのまま、右脚で新堂の顔面を踏みつけている麗子。
地面に仰向けで寝そべり、鼻と口を麗子の右脚で押さえ付けられ、そして踏みしめられている新堂は、なすすべもなく悶え苦しむしかなかった。
新堂の腕が麗子の右脚をつかみ、なんとかそこから抜け出そうと力がこもる。
しかしその抵抗は、麗子の体勢を一片も崩すことができずに、徒労に終わっていた。
片足で立ちながら、地面に横たわる男を踏みしめる麗子。
体重をかけ、ぎゅうぎゅう、と力をこめて男の顔面を破壊しようとする少女は、さきほどまで体操を行っていた麗子とは思えないような妖艶な雰囲気を纏っている。
かがみ込み、圧迫と窒息に苦しむ男の苦悶の表情ーーーそれを冷ややかに見下ろしながら、麗子はさらに右脚に力をこめた。
「むひゅうううううッッ!!」
「やっぱり無駄だったね新堂くん。女の子の右脚一本に手も足もでないんだから・・・・それでも同じ体操部なのかな」
「ひゃむひゅううううッッ!!」
「・・・・悲鳴ばっかりあげてないで、なんとか言ってよ」
「んふううううううッッ!!」
言うなり、麗子はグリグリと右脚をうごかした。
麗子の右脚が、新堂の顔面をグリグリと蹂躙する。
脚の指が器用に動いて男の鼻を挟み込み、鼻を上下に動かして遊ぶ。
麗子の足裏によって、男の顔は口から鼻にかけてが完全に隠れている。その状態のまま、麗子が脚に力をいれると、ベギイイッ!! という圧壊音があたりに響くことになる。
グリグリと、男の顔を踏みしめる小柄な少女。
仁王立ちのまま麗子は、男を見下ろしながらその顔面を踏み潰していく。
「ひゃあむふううッッ!! ひゅるひむううううっっ!!」
「ほらほら、新堂くんの顔が潰れていってるよ? 女の子の脚に顔を覆い尽くされて、ぎゅうぎゅうって踏まれちゃって・・・・・同じ体操部で同級生・・・・・しかも女の子に手も足もでないなんて、情けないね」
「ひゃむっう゛ぁああむむむうッッ!!」
「ーーーもうちょっと本気で踏むね」
ベギイイッッ!! バギグギャっっ!!
ブチベキイイイっっっ!!
「ぐぎゃむう゛ぁっぎぎむうう゛ぁう゛ぁッッ!!」
レオタードから伸びる脚線美に、うっすらとした筋肉が浮き出る。
それととも麗子の右脚の裏は、男の顔面に食い込み、トレーニング室が震えるような悲鳴があがった。
そんな麗子の蹂躙に、新堂はまったく抵抗ができていない。
申し訳程度に手が麗子の右脚にかかっているが、新堂程度の力では麗子の体勢を1oたりとも動かせないのだろう。
げんに、麗子はガクガクと暴れる男を、右脚で顔面を踏むだけで封殺している。
余裕の表情で、手に腰をやり、右脚一本で男を踏み殺そうとしている少女・・・・
仁王立ちの状態で立ちながら、麗子は男の顔面を踏むことをやめることはなかった。
体格では明らかに勝っている男が、小柄な女子新体操部員に圧倒されている。
小柄な体躯。
愛らしい表情と、レオタードから伸びる美しい脚線美ーーーカモシカのような脚に力がこもり、柔らかそうな筋肉が浮き出る。
それごとに新堂は悲鳴をあげるのだが、それはすべて麗子の足裏に封殺される。
自分よりも遙かに身長の低い女子新体操部の部員に、手も足もでずになぶりものにされる男の姿・・・・
麗子は、そんな情けない男の姿を冷ややかな目線で観察するだけである。
自分の脚の下で悶え苦しむ情けない男のことを、身をかがめながら観察する。
ミシミシと潰されていく新堂の苦悶。
そして足裏に響く悲鳴を堪能しながら、麗子は脚の力加減を調節していく。
「ーーーあいかわらず、力、弱すぎだよ」
思いっきり踏みしめると、足裏に響く振動も大きくなる。
まるで何かのマッサージでも受けているような、男の悲鳴による振動が足裏に伝わる。
その振動を自在にコントロールする麗子は、手加減をして悲鳴を小さくしたり、力をこめて悲鳴を大きくさせたりと、男の体を玩具にして遊ぶ。
ギリギリと軋む男の顔面。
それを尚も仁王立ちのまま踏み絞めるうら若き新体操部員。
自分よりもまったく劣っている男子体操部員を、圧倒的な力で虐めることに対して、麗子は隠しきれない愉悦を感じていた。
普段は優しく、誰に対しても分け隔てなく接する麗子が、冷ややかな目線で仰向けになっている男を見下す
その行為を繰り返していると、麗子は、確かに自分の胸の中からストレスがなくなっていくのが分かった。
男の苦悶、悲鳴、情けない表情ーーーそれらすべてを自分が与えているということに、隠しきれないような愉悦を麗子は感じていた。
「・・・・もうそろそろ、ただ踏むのも飽きてきたから、次をやろうかな」
言うなり、麗子はスラッと伸びた右脚を、男の顔からはずしてやる。
そして麗子は、仰向けの状態で悶え苦しんでいる男の顔を跨いだ。仰向けで地べたを這いずる男の頭部を跨ぐ。
結果、新堂の頭上には、堂々とした脚線美が広がることになった。
レオタードに隠されてはいるが、ふっくらと盛りあがった秘所が、頭上にみることができる。
麗子が今制服姿であるならば、スカートの中のパンツが惜しげもなく披露されることになる状況。
そんな大胆な状態のまま、麗子は嗜虐的な笑みを浮かべて新堂を見下ろして、言葉を振り下ろした。
「新堂くん、次どうされたい? 特別に選択させてあげるよ」
「ゆ、ゆるしてくださいいいい・・・・もう、もう許して・・・・」
「そんなのダメに決まってるでしょ? ほら、早く決めなよ」
「ゆるして・・・お願いですゆるしてえええ」
「・・・・・・・・・じゃあ私が決めるね」
言うと麗子は、新堂の顔面に両脚をもって乗っかった。
新堂の顔面に、麗子の右脚と左脚の足裏が乗る。
新堂の顔面は、麗子の全体重がかけられることになった。
「ふむうふううううッッ!!」
「まだだよ、新堂くん」
その状態のまま、麗子はゆっくりとジャンプした。
軽やかに、美しく、麗子の体が宙に舞う。
そしてそのまま、再度、新堂の顔の上に乗った。
まるで踏みつけるようにして、麗子の足裏が新堂の顔に突き刺さった。
「むぎゅぎゃああああッッッ!!」
「すごい悲鳴だね。私の足裏にビンビン悲鳴が伝わってくる・・・・・痛いんだろうね」
「むうううううう・・・・やむふううう」
「うふふ、顔が私の足裏で覆い尽くされてるから、新堂くんの表情は見えないけど、貴方、今、泣いてるでしょ? 足の裏に、なんだか冷たいものを感じるもん」
麗子の言葉のとおり、新堂の顔は麗子の足裏に覆い尽くされ、踏み尽くされていた。
男の顔を、レオタードから伸びたカモシカのような脚が、踏む。
麗子のバランス感覚は、相当なものがあった。
男の顔の上で、体操の演技をする麗子。
「・・・・・・・・・・」
今度は無言で、麗子はまたもやジャンプ。
しかしそれはさきほどとは異なり、空中で一回転した。
後転である。
男の顔のうえで、一回転回る。
そして、そのまま新堂の顔の上に、ものの見事に着地した。
さきほどとは一線を画するほどの悲鳴が、新堂の口から叫ばれる。
しかし、それも麗子の足裏に吸収されてしまった。
足裏に息を吐かれるような感触。
それを受けて麗子は、くすぐったそうに「くすっ」と笑って、再度ジャンプする。
男の顔の上で行う体操の練習。
麗子は持ち前の運動神経を見せて、男の顔の上だけで演技をしていく。
新堂の顔の上に着地するごとに、形容し難い悲鳴を発する新堂。
その足裏に伝わる感触を楽しむようにして、麗子は嗜虐的な表情を浮かべながら演技を続ける。
レオタードを着た妖精。
小柄な少女が、男を犯すようにして、男の顔を踏みつけていった。
「ふ〜、いい汗かいた」
満足したのか、唐突に新堂の顔の上から降りる麗子。
そして、覗き込むようにして、新堂の顔を上から覗き込む。
見下ろすようにして、麗子は同級生の男子の顔を見つめた。
「うふふ、いい顔になったね、新堂くん」
「アヒ・・・・ひぎゃああ・・・・ゆる、ゆるして・・・・・」
何度も何度もジャンプされ、着地されたことによって、新堂の顔は大きく腫れあがっていた。
涙と鼻水で顔をよごしながら、無様な痴態をさらしている。
そんな情けない男の顔を見下ろしていた麗子は、「じゃあ、もうそろそろ許してあげるか」という言葉とともに、
「はい、じゃあ、うまく舐めれたら許してあげるね」
脚。
右脚の指先を、新堂の口元にもっていく。
仰向けの状態で、アヒアヒと悲鳴をあげ続ける新堂の口元に、麗子は自分の脚を添えた。
今までの調教で、新堂はそれによって何をすればいいのかが分かっている。
目の前にある麗子の足裏。その足首を、新堂は手にとろうと・・・・・
「口だけ使って舐めなさい」
「は、はいいいいいい」
同級生の女の子の命令に、新堂は一も二も言わずに従う。
顔を必死に起こして、目の前の脚の裏を舐める。
ペロペロと犬のように、必死の形相で、女の子の脚を舐めていく男。
舌を大きくだして、麗子の足裏を満便なく舐める。
さらには、その指を一本一本、丁寧にしゃぶっていく。
従順な犬のように、奴隷のように、麗子の美しい御足に舌を這わせていく。
そこに、男子のプライドなど何もなかった。
「・・・・・・・・・」
自分の脚を必死に舐める男の姿を、麗子は冷ややかに見つめる。
まるで、新堂が自分の脚を舐めるのは当然というような高圧的な様子で、麗子は脚を舐めさせていく。
仁王立ちのまま、片足だけで立って、新堂を見下ろす。
手は腰にあてられ、右脚を男に舐めさせる。
右脚に伝わる男の舌の感触。
ペロペロと必死に舐めるだけの男。
しかし麗子は、それに満足できなかったのか、絶対零度の視線と、蔑むような声色で、
「下手くそ」
「むぐうううううううッッ」
一言だけそう言うと、麗子はお仕置きをすることにした。
自分を満足させることのできない同級生に対して、日頃から行っているお仕置きをすることに決める。
新堂の目の前にブラつかせていた右脚を、新堂の口の中に突っ込む。
麗子の脚の指が、新堂の口の中に、強引に突き入れられる。
許しを乞うような新堂の悲鳴。
命乞いとともに、なんとか許しを得るため、口の中に挿入された麗子の脚の指先を、舌を動かせて舐めていく。
必死に・・・・必死に・・・・哀れみをさそうようにして・・・・
しかし、麗子は慈悲の心を見せようとしなかった。
「新堂くんはいっこうに脚舐めるのうまくならないよね。私、いつも教えてるよね? 女の子の脚は、こうやって舐めるものだって!!」
「うギュんんぶぐぐぐぐううッッ!!」
突き入れる。
新堂の口の中に入った右脚の先をさらに突き入れ・・・・そして引き戻す。
突き入れる。
引く。
突き入れる。
引く。
それを高速で繰り返す・・・・・
「うぎゅううッ!! ンフウウウギャギャっっっ!! やみゃぎゅギュギュぎゃぎぎッッ
!!」
「その体にしっかりと覚えさせてあげるからね。ほら、こうだよ。こうやって舐めるの。分かる?」
口の中に挿入される麗子の右脚。
それをなんとかやめさせようと、新堂は麗子の右脚に腕をかけて止めようとするのだが、まったく抵抗になっていない。
ジュボジュボッッ!! と、口の中に脚の先が突き入れられ、引かれ、そしてまた突き入れられる。
まるでそれは強制的に、女の口にフェラをさせるのと同じだった。
口内を犯すようにして、麗子は自分の右脚の先を、新堂の口の中に突き入れる。
ペニスを女の口に挿入し、力任せに動かすように、麗子は新堂の口を犯す。
脳震盪を起こすような衝撃が、間断なく男の頭部にはしる。
新堂の瞳から黒目がなくなり、白目になる。
その格好は、まさに犯されてレイプされる女のソレだった。
ただ違うのは、レイプされているのが男で、口の中に挿入されているのが、男のペニスではなく、女の脚の指先だということ・・・・
ジュボッ!! ジュブブブッ!! と、麗子はさらに力をいれて突き入れていく。
新堂の舌を脚の指で掴むと、それを引っぱり出して引きちぎろうとする。
涎が男の口の周りにあふれるが、それでも麗子は脚を動かすのをやめない。
「うふふふ」
麗子の相貌には、余裕の表情しか浮かんでいなかった。
まったく力をいれずに、男を犯す女の姿。
嗜虐的な表情。
麗子は新堂を犯すことによって、そのストレスを発散していった。
激しく・・・・・永遠に・・・・・麗子は新堂の口の中に脚を突き入れていく・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・
・・
「あれ? 堕ちちゃった?」
どれくらいの時間が経過しただろう。
麗子は、新堂の体から力がなくなり、その意識がなくなったのを感じた。
涙と涎と鼻水で汚れきったその顔。
麗子に犯されすぎたせいで、麗子が新堂の口の中から脚を引き抜いても、新堂の口はがっぼりと開いたままだった。
いつでもその口の中に挿入してくださいと、おねだりをしているかのように大きく開かれた新堂の口。
そんな醜い顔。
白目をむいて、ブクブクと泡をふいている新堂の姿を見て、麗子は苛立つようにしてその男を見下ろした。
「・・・・・まったく、これからが本番だっていうのに気を失うなんて・・・・・あと1時間はこのまま脚を舐めさせて、調教しようと思ってたのに・・・・」
ビクビクと痙攣する男を見下ろし、麗子は腕組みをして考えを進める。
当然、これで終わりにできるはずがない。
自分の許しを得ることなく気絶したのだから、そのお仕置きはしっかりとしなくてはならない。
どうやって、新堂を虐めるか・・・・。
麗子は脳裏で、新堂への責めの計画を考える。
と、その最中、トレーニングルームの入り口から、
「あれ? 麗子先輩じゃないですか。どうしたんですか?」
女子体操部の後輩。
1年生の可愛らしい後輩達が、トレーニングルームの入り口に現れていた。
総勢、5名ほどの一年生の女子たち。
そのあどけなさの残る表情を浮かべた少女たちは、言葉の途中、麗子の足下に転がっている新堂の姿を見ると、慌てた様子で、
「あ、すみません。ここ使ってたんですね。おじゃましてしまって・・・・」
「ううん、いいのよ彩花。それより、貴方たちも男子体操部の人たちで遊ぼうとしてたんでしょ?」
「は、はい。そうです・・・・・まあなんというか練習の後の日課といいますか・・・・同級生で、一緒のクラスの男子体操部員を、毎日ここで調教してるんですよ」
なにげなく言った彩花と呼ばれた学園一年生の少女。
その言葉通り、後ろに控えた4人の少女達の中には、拘束されて恍惚とした表情を浮かべた男子体操部員の姿があった。
自分と同じ同級生たちに、忠誠を誓っているような犬のような様子。
同い年の少女たちをご主人様と仰ぐその男は、奴隷のような絶対服従さで、5人の少女たちに引きずられるようにしてそこにいた。
「へー、私の代でも1年生のころはよくやってたみたいだね、そういう特定の人をつかまえてず〜と調教するっていうの・・・・・でもあんまりやりすぎないでね。男子体操部員の人も大切な仲間なんだから」
「はい。それは大丈夫です。ちゃんと加減してやってますし・・・・・それに今は暴力的なことじゃなくて、乳首調教とか、アナル責めとか、そういう方向で調教してるので・・・・」
「乳首責め?」
麗子は首をかしげる。
見れば、後ろの4人は、男のことを丸裸にして、早くもその乳首に指をたてたり、アナルに特大のペニスバンドをはめこんで、男をよがらせ始めていた。
可愛らしい少女たちが、力ずくで男を快感責めにする光景。
それを見て、麗子の中にはある考えが浮かんだ。
「ねえ、彩花。頼みがあるんだけど、いいかな」
「麗子先輩の頼みならなんでも聞いちゃいますよ。なんですか」
「うん、コレのことなんだけど・・・・・」
麗子は言うと、新堂の髪の毛を掴んで引きずりあげ、彩花にその顔が見えるようにしてやった。
そしてそのまま、
「貴方たちに、新堂くんのこと貸してあげようと思って・・・・私、貴方たちがやっているようなこと詳しくないの。だからその・・・・どうやってそういうことするのか見せてくれない? ああ、新堂くんは、貴方たちの好きにしちゃっていいから」
「え? いいんですか?」
「もちろん」
「新堂先輩のこと、めちゃくちゃに犯しちゃいますよ? それでもいいんですか?」
「いいのよ。だってこれは、”お仕置き”だもの」
麗子の言葉に、彩花と、後ろの4人は「やった〜」と歓声をあげながら新堂に駆け寄っていく。
男子体操部の3年生は、ほとんどが女子体操部の2年生や3年生が独占しており、虐める機会などそうはないのだ。
結果、彩花たちは同じ1年生の男子など眼中がないように、新堂の体に飛びつき、その衣服をはぎとる。
そして、彩花は気絶している新堂の顔に狙いを定めると、
「は〜い、新堂せんぱ〜い、起きましょうね〜」
彩花が新堂の顔を往復ビンタして、強制的に起こす。
入学したての少女の力は、その往復ビンタだけをとっても、新堂の力を圧倒しているのが分かった。
彩花の往復ビンタをうけて、新堂が気絶から目をさます。
1年生たちの嬌声が響く。
そこから始まったのは、明らかに拷問だった。
学園1年生の少女たちが繰り広げる、凄惨な宴。
幼いがゆえに加減を知らず、彩花たちは新堂を犯していった。
バックからペニスバンドでアナルを犯し、乳首を責め、大きな胸の少女が新堂の顔を自分の巨乳の中に埋めさせて窒息死させようとする。
ペニスには寸止めの快感が間断なく続き、絶対にイカせてもらえない。
新堂の胴体は少女の太ももに挟まれ、ベギベギとその体を潰されていく。
2歳も歳が下の少女たちに、手も足もでずに新堂は犯され続けていく・・・・。
「あぎゃあひゃああッッ!! ゆるして・・・・彩花様あああ!! お願いだから許してええええ!!」
下級生の少女たちに、心からの命乞いをする新堂。
しかし、許してもらえるはずがない。少女たちは、さらに過激な行為で新堂のことを犯していく。
新堂は甘い芳香に包まれながら、最後の救いをもとめ、救いの主を探すことしかできなかった
自分の痴態をじっくりと見つめてくる麗子の姿。
その麗子に許しを乞おうと口をパクパク動かして、命乞いをする。
「ゆるひて・・・・・・むふううう!! 麗子様・・・・ゆるひへええええッッ!!」
「ほらほら〜、新堂せんぱいも、いい加減諦めてください。麗子先輩に命乞いしてもダメですよ〜。罰として、せんぱいのお尻の穴、もっともっと虐めてあげちゃいます」
「あひゃああッ!! 彩花さまあああ、そこダメええええええッッッ!!」
すべては、徒労に終わった。
麗子は、自分に許しを乞う新堂を、淡々と見つめるだけだった。
ただただ新堂は、2歳も年下の後輩たちに、アナルをペニスバンドで犯され、よがらされるだけ。
自分が密かに思いを募らせている女性の前で、1年生の新入部員たちに、体の全身を犯されていく。
ペニス、乳首、アナル、胴体、顔面。
全身を5人の1年生女子体操部員に支配される。
快感と激痛が体中をめぐる。
もう何がなんだか分からないようなレイプの嵐に、新堂は悲鳴をあげながら、下級生達にレイプされるしかなかった。
「うふふ、彩花。コーチには私から言っておくから、今日は夜通しで遊びましょう。明日の朝まで・・・・新堂くんでじっくりと楽しみましょうね」
「はい! 麗子先輩! ほらほら、新堂せんぱ〜い、お尻の穴犯されるのがそんなにいいんですか〜? ビクンビクンって痙攣してますけど・・・・・でも射精はさせませんよ。前立腺は刺激しないで、ず〜と、ペニスバンド突き入れてあげますからねっ!」
「あひゃああああ!! イカせひゃああああッッ!!」
夜のトレーニングルームに、男の悲鳴が響く。
麗子の宣言どおりに、新堂は夜通し犯され続けられた。
そしてその後も毎日のように・・・・・
麗子から許可をもらった1年生たちの餌食になった新堂は、狂うばかりの快感と、苦痛を与えられていった。
結果、新堂は今ではすっかり、女子体操部1年生の奴隷として、調教されてしまっている。
練習中はもちろん、学園の女子寮にまで連れ込まれ、1年生に連日連夜、レイプされ、犯され、調教された新堂。
今では新堂は、命令されれば、なんでもするマゾ男にされてしまったのだ。
2歳も年下の、新入部員によって・・・・・。
女子体操部の影に、男子体操部の活躍がある。
今宵も男たちの悲鳴と絶叫が、体操部の部室やトレーニングルームに響くことだろう。
(完)