新体制になってからというもの、純菜の指導は苛烈を極めた。
純菜の指導対象は女子部員に限られていた。厳しい指導だったが、女子部員たちは一人も欠けることなくその指導を受け、日夜努力を続けていた。
それとは反対に、男子部員たちは女子部員たちの練習相手となって、あっという間に疲弊していった。最初、純菜も男子部員たちを指導していたのだ。しかし、彼らが自分の日常の全てをバトルファックに捧げる覚悟もないのを見て、あっという間に見切りをつけてしまった。もはや、純菜が男子部員に指導することはなかった。
女子部員たちはメキメキと上達した。
そんな中にあっても、傍目から分かるほど力をつけたのが姫華と麗美だった。彼女たちは純菜の指導を真剣に聞き、実践をして、日々の努力を欠かさなかった。
「ちょっと佐藤センパイ~。もう失神しそうなんッスか~?」
競技上のマットの上。姫華が呆れたように言った。
彼女の褐色の体が佐藤を圧倒していた。姫華は佐藤を四つん這いにして、そのアナルを舐めて犯していた。肉厚の舌をじゅぼじゅぼと蠢かせ、男の痴態をさらに深める。同時に大きな胸で佐藤の一物を挟み込みパイズリをしていた。アナル責めとパイズリ。その二重苦をくらって、佐藤はあっという間に気絶の一歩手前まで追い込まれていた。

「ったく。こんなにすぐ気絶しちゃ練習にもならないッスよ。佐藤センパイは年上なんですよね? ウチより人生経験のある男性なんッスよね? それなのに、年下の後輩にめちゃくちゃにされて、失神しそうになって恥ずかしくないんッスか?」
「う、うううううッ」
「ほら、呻いてないでなんとか言ったらどうなんッスか? くやしかったら抵抗してください」
姫華がペチンと佐藤の尻を叩いた。屈辱を与えるためだけの動き。それを何度も笑顔で繰り返していく。
そんな屈辱を受けて、佐藤は涙を流しながらも必死に抵抗しようとした。四つん這いの格好で、下半身を姫華に抱きかかえられながらも、なんとかその拘束から逃れようとハイハイを始める。それを見た姫華が「ぷぷっ」と笑い、再び肉厚な舌を佐藤のアナルに挿入した。
「ひゃあああああッ!」
悲鳴。
その情けない声を聞いた姫華が嬉しそうに笑い、さらなる責め苦を与えていく。
とどめとばかりに、大きな胸の中に挟み込んだ一物をさらに潰した。条件反射のように白い液体が噴出して射精した。そのまま佐藤は白目をむき、絶叫をあげる暇もなく気絶した。
「あ~あ。失神KO」
姫華が佐藤のアナルから舌を引き抜いてから言った。
「情けないッスね~。ほら、佐藤センパイ。はやく起きてください。次の技、練習しますからね」
ビクンビクン痙攣する佐藤の頬をビンタして覚醒させる姫華。
彼女は年上の男性を圧倒し、純菜から教わった技やコツの復習に余念がない。すぐに佐藤は意識を取り戻し、再び悲鳴をあげる練習道具に変わった。それがいつまでも続いてく。
「柴田先輩。ちゃんと舌動かしてください」
その隣では麗美が年上の男子部員をディープキスで圧倒していた。
長身を活かしたキス。彼女は仁王立ちになりながら、自分よりも身長の低い男の顔を真上にあげ、振り下ろすようなディープキスをさきほどから続けていた。身長差から、男はぷるぷると背伸びをして真上をむいて、ようやく麗美と口づけをすることができる有り様だった。当然、舌を満足に動かすこともできずに、男は震えながら、上から押さえつけてくるような麗美の長い舌に身も心も溶かされていく。
しかも、彼女の太ももの間には男の一物が挟み込まれているのだった。
素股。
麗美の長くて逞しい太ももの間にすり潰されて、男の象徴が早くも悲鳴をあげている。丹念に麗美の下半身が脈動し、まるで挿入しているかのような快感を男に与えていった。ディープキスと素股で責められた男は、年下の麗美の前に完全敗北を喫し、無様に射精した。
「ひゃああああッ!」
「…………」

目を閉じて悲鳴をあげる男と、そんな痴態を淡々と観察する麗美。
あまりの快感に男の腰が抜けそうになる。そんな情けない先輩の腰をぐいっとつかみ、へたりこみそうになった男を強引に立たせながら、麗美がディープキスと素股をやめない。それは男が滑稽にも気絶するまで続いた。
「ほらね、こうやって思いっきり抱きしめて、息をさせないようにするんだ」
その二人から少し離れて、純菜が公開処刑を続けていた。
彼女の周りには他の女子部員たちが勢ぞろいしていた。
今日は初歩編ということで、胸の大きなバトルファッカーにとっては基本技であり、必殺技でもあるパフパフの授業だった。
純菜が仰向けになった男の体を押し潰している。その爆乳は男の顔面を捕食し、さらに両腕でその頭部を抱きしめていた。ぐんにゃりと変形した純菜の爆乳を前にして、女子部員たちが歓声をあげる。そんな希望の声とは対照的に、顔面を爆乳に埋もれさせ捕食されている男は、「むうむう」と苦しそうに呻いていた。
「今、この子は息を全く吸えません。鼻も口も完全にシャットアウトしているからね。少しでも隙間があったら、少ないけど息を吸うことができちゃうから、そこは徹底的に押し潰しちゃってね」
純菜が周囲の女子部員に笑顔を見せながらレクチャーを続けた。
そんな間も男は酸欠死の恐怖に震えジタバタ暴れるのだが、顔面を押し潰した純菜の爆乳の迫力を前にして、身動きがとれないようだった。
「それで、注意が必要なのは酸欠で失神させたら反則負けになっちゃうってことね。高等部のバトルファックのルールだと、暴力技は一切禁止だから、やりすぎて気絶させちゃうとそれで反則負けになっちゃうから注意してね」
純菜が笑う。
「気絶するかしないか、それを見極めるためには練習あるのみだよ。胸の中での反応とか体の暴れ具合なんかをよく観察して、気絶寸前で止める。これがパフパフのコツです。見ててね」
そう言うと純菜が初めて男に集中した。
男の抵抗がなくなり、ぴくぴくと痙攣を始めそうになったその瞬間。純菜ががっちり固めていた腕の力を緩めてやった。
「よし、息吸っていいよ~」
「ひゃああああッ!」
許しが出たとたん、男は息を吸ってしまい、脳味噌を溶かされた。
甘い芳香が鼻腔から直接頭に送られて全てを溶かされてしまう。気絶寸前の中で、純菜の純度100パーセントのフェロモンを嗅がされた男は、頭をバカにさせて、薬物中毒者のように純菜の匂いを嗅ぎ続けるようになってしまった。
「はい。これでパフパフの完成です。一度この状態までもっていければ、勝負はそれで勝ったも同然だよ。身も心も溶けちゃって、されるがままになっちゃうからね」
こんなふうに。
純菜がパフパフから男を解放すると、まるで見せつけるように男の顔を女子部員たちに展示した。そんな屈辱的な扱いをされているのに、その男は文句一つ漏らさなかった。純菜のフェロモンによって家畜にされた男の末路がそこにはあった。
「はい、じゃあ、みんなもコイツを使って練習してみようね」
純菜がニッコリ笑って言う。
「みんなみたいに、おっぱいが大きい子たちだったら、絶対うまくいくと思うよ。最初は酸欠で失神させちゃうかもしれないけど、そこは気にしないで。少しづつ上手くなればいいからね」
女子部員が真剣な表情で「はい」と答えている。尊敬する指導者にめぐりあった生徒の上達度は早い。すぐに、この素人バトルファッカーたちも、パフパフを覚えてしまうだろう。
「それじゃあ、絵美ちゃんからやろっか」
純菜の言葉と共に練習が再開した。
体の自由もきかなくなった男に対して、1年生バトルファッカーたちが襲いかかっていく。
平均よりもかなり大きなおっぱいを備えた少女たち。彼女たちは笑いながら男の顔面を自分のおっぱいで押し潰していった。男が何度か巨乳の中で酸欠失神をすることになったが、その都度、純菜が男をビンタして強制覚醒。すぐにまた男の顔面は少女たちの胸の中に埋もれさせられることになった。
練習終了まで、男の眼前には女子部員たちの巨乳があり、気絶から目覚めてもそれは変わらなかった。
寝ても醒めてもおっぱいに顔面を食べられ、虐められ続ける恐怖。男は最後になると泣き叫びながら「おっぱいイヤだあああッ」とイヤイヤをするのだが、少女たちは笑顔でそれを無視し、パフパフの練習に励んでいった。
今日も競技場では、男子部員の悲鳴と、むせるような精液の匂いが立ちこめていた。
つづく