マゾ調教。
妹はそれを真剣に実行していった。
俺のことをマゾにしただけでは足りず、重度のマゾにするまで調教を止めないというのだ。それもこれも俺のことを思ってのことのようだった。卒業試験に向けて毎日のように調教される。けれどカナタは間違いなく楽しんでもいた。
「おら、もっと舐めろよ、アニキ」
学校の教室だ。
周囲に友達がいる時、カナタは俺のことを「にーに」ではなく「アニキ」と呼んで大人ぶっていた。イスに座って足を組んでいる。俺はその足下に正座になって、妹の上履きを「ぺろぺろ♡」と舐めていた。
「じゅぱああッ♡ じゅるじゅるっ♡」
上履きのゴムの感触が舌に伝わってくる。
地面を歩き、トイレにも入っている汚い上履きだ。ゴミカスが口の中にたまっていく。ひどい匂いだ。これ以上ないほど屈辱的な目にあっている。しかも、
「うわっ、マジでカナタちゃんってお兄さんのこと調教してるんだ」
「兄妹ですごいよね、尊敬する」
「それにしても情けないねコイツ。もうトロトロのマゾ丸出しじゃん」
カナタの友達だ。
全員が俺より2歳年下の女の子様たちだった。
女の子様たちに見下ろされながら、妹の上履きを舐め続ける。
あまりにも惨めで、だからこそ興奮してしまって、さきほどから勃起がおさまらなかった。
(見られてる♡ 妹の上履き舐めてるところ見られてバカにされてる♡ ご、ゴミでも見る冷たい視線♡)
そんなことで興奮してしまう。
彼女たちの言うようにマゾ丸出しだった。
そのように調教されてしまったのだ。
兄である自分が妹にマゾ調教されてしまった。
勃起がさらに固くなっていく。
「ふふっ、やってますね、カナタちゃん」
そこでやってきたのはヒナタちゃんだった。
カナタ並みの長身で、日々成長する爆乳の持ち主。
漆を塗ったような黒髪の日本美人が、カナタの隣の席に座る。イスとなるのは彼女のペアに指定されている朝井だった。従順になった男が四つん這いになってヒナタちゃんの巨尻を背中が受けとめ「う」と呻いていた。
「今から卒業試験の準備なんて、さすがはお兄さん思いですね」
「ち、違うし。これは女の子様の義務なんだから」
「はいはい、そういうことにしておきましょう。まあ、わたしもお兄さんには卒業試験を合格してもらいたいですからね。カナタちゃんがやらないならわたしが調教しようと思っていたくらいです」
びくんっ♡
俺の体が跳ねてしまう。
ヒナタちゃんに調教される。
幼い頃を知っている女の子様―――俺のことを「お兄さん」と呼んでくれるもう一人の妹みたいな存在から虐められる。そのことを想像しただけで興奮してしまった。カナタが不機嫌そうにつぶやく。
「・・・・・・あげないよ?」
「ふふっ、分かってますよ。たまに貸してくれるだけでいいです」
「ヒナタにはソレがいるじゃん。ちっちゃかった頃に虐めてきた男子を虐めかえすのも楽しいんだから、そっちで我慢しなよ。毎日たっぷり虐めてるんでしょ?」
「あー、そうですねー」
どうでもよさそうに、
ヒナタちゃんが朝井の髪の毛をわし掴みにして、そのまま「ぐいっ♡」と顔を持ちあげてしまった。
四つん這いになって人間椅子になっている朝井が「ううッ」と呻いている。恐怖で絶望したその表情からは、過去のナマイキそうな不良少年の面影をみつけることもできなかった。
「昨日もひたすら絞め落としましたけど、楽しいって感じではないですね」
「そうなの?」
「はい・・・・・カナタちゃんとは違って純粋な義務感だけですね。というか、他の男子にたいしても同じなんですよわたし。マゾ調教っていっても恐怖で支配してるだけですしね。男子を虐めていても、楽しいって感じはないです」
ぐりぐりッ♡
わし掴みにした朝井の髪の毛を乱暴に動かす。
そのたびに朝井が「ひいいいッ!」と怯えていた。
興奮することなく純然たる恐怖で支配されている。
勃起することなくガクガクと震えている姿は見ていて痛々しかった。いったいどれだけのことをされればここまで怯えるようになるのだろう。それほどのことをヒナタちゃんがしたのだと思うと、恐ろしくもあり、それと同時に興奮してしまった。
「でも、華道部の活動は楽しいって言ってなかった?」
「そうですね。華道部は楽しいですよ」
「関節はずして受け器にするんでしょ?」
「はい。ふふっ、カナタちゃんも興味ありますか?」
「まあ、一度くらいやってみたいけど」
「それなら是非、華道部に体験入部してみてください。兼部もありですからね、ボクシング部だけでなく華道部にも入っちゃいましょう」
「えー、あーしが華道?」
女子トークが続く。
その間、俺はずっと妹の上履きを舐め続け、朝井はヒナタちゃんの椅子になり続けた。
男子の地位はあまりにも低い。同級生である年下女の子様たちに怯える毎日。それでもマゾ調教された俺は興奮してしまう。妹の巨体にただただ圧倒されていった。
●●●
カナタのマゾ調教は苛烈さを増していた。
家の中で殴られまくる。
ボクシンググローブを装着した妹からタコ殴りにされる。
あの体力おばけのカナタが汗だくになるほどパンチを繰り出してくる。
あっという間に俺はボコボコになった。何度も腹を殴られて、嗚咽し、ゲボを吐き、それをバカにされる。その間ずっと勃起がおさまらなかった。
「おら、舐めろよ♡」
全裸になったカナタが言った。
リビングで衣服を脱ぎ、堂々と仁王立ちしている。
真っ赤なボクシンググローブだけを装着しているのが卑猥だった。俺のことを殴りまくったグローブの強さにマゾイキし、妹の巨体にマゾイキして、さきほどからカウパーが垂れ落ちて仕方ない。
「失礼しましゅ♡」
躾けられたとおりに妹の足下で土下座する。
恭しくカナタの右足首を両手でつかみ、もちあげ、ぺろぺろと舐め始めた。その大きな足裏に顔面を埋めて一生懸命に舐める。舐めれば舐めるほどに快感が走った。
「ふくらはぎ」
「ふぁい♡」
命令されてその場所を舐める。
大きな妹の巨体に矮小な俺の舌を押しつける。俺のことをタコ殴りにして汗だくになった妹の体を舐めて清めていく。ニヤニヤとずっと、カナタが笑っていた。
「じゃ、おっぱい舐めようか」
「ひ♡」
「ほれほれ、どうした? かがんでやってるんだから届くだろ?」
ニンマリ嗤った妹の煽り声が聞こえてくる。
俺の目の前にはかがんで谷間が強調された爆乳があった。
強大な生乳。張りがあって強そうなロケットおっぱい。これだけの重量がブラジャーの支え無しに独立して美形を保っているのが信じられない。ピンク色の健康そうな乳首が目に飛び込んでくる。その谷間にも汗がたまっていて、「むわっ♡」とした甘い体臭が俺の脳みそを麻痺させていた。
(無理♡ カナタのフェロモン嗅いだら終わっちゃう♡)
これまでも舐めさせられてきた凶悪おっぱい様。
そのフェロモンを嗅いだら最後、体から力が抜け、甘々の赤ん坊になってしまう。幼児退行を起こしてされるがままにされてしまうのだ。妹のことを「ママ♡」と呼び、「アヘアヘ♡」と喘いでしまう。それが分かっているからこそ、眼前に突きつけられたおっぱいに対して身動きがとれなかった。
「なんだよにーに、おっぱい怖いんか?」
「ひい♡」
「あはっ、怯えてるねー。あーしのパンチより怖がってね?」
「ゆるじで♡」
「泣き顔エッロ♡ 妹のおっぱいに怯えるなんて、マジでザコすぎて興奮する♡」
ニンマリと見下ろされる。
獰猛な肉食獣の瞳だ。
さんざんに鑑賞される。堪能したのか興奮した女豹が一言、
「舐・め・ろ♡」
「ひいいいん♡」
すごまれたらダメだった。
俺の体が理性を無視して突撃してしまう。
妹のおっぱいに顔を埋める。
その柔らかくて弾力ツヨツヨのおっぱいの感触だけで顔面を殴られる。膝がガクガクと笑っている。吸っちゃダメだ。息を吸ったら終わる・・・・・・そんな決意が溶けてしまい、俺はほんの少しだけ鼻から呼吸してしまった。瞬間、
「むうううううううううううッ♡」
びくびくびくんっ♡
どおおっびゅううううううッ♡
凶悪フェロモンが押し寄せてきて、俺は簡単に射精した。
それほどまでに妹のおっぱいフェロモンは殺人的だった。
甘くてドロドロの濃密なメスの匂い。
おっぱいの感触だけでもダメなのに、こんな野性味たっぷりなフェロモンを嗅いでしまったらひとたまりもなかった。間違いなく脳細胞の何割かが確実に死滅していることが分かる。妹のおっぱいに頭部を捕食されて、自分の体が「ぴくぴく♡」と痙攣していく。
「ぷぷっ♡ 瞬殺乙~♡」
「うううッ♡」
「持ちあげるな?」
かがんでいた妹が立ち上がる。
身長差から俺の足が床から離れて宙づりにされる。
おっぱいで頭部を丸呑みにされて、そこを支点にして「ぶらぶら♡」と揺れる。おっぱいで絞首刑。妹の肉体の強靱さを見せつけられて、白目をむきながらマゾイキする。
「おら、いつまでも白目むいてないで舐めろ♡」
おっぱいの中で妹の叱責を聞く。
体が動かない。「う♡、あ♡、ひ♡」そんな悲鳴しか口から漏れてこない。それでも俺は舐めた。全身全霊をかけて口から舌を出し、妹の爆乳を舐める。谷間の中で丸呑みされながら「ぺろぺろ♡」と舐めていった。
びゅっ・・・・びゅう・・・・・。
舐めれば舐めるほどに精液が漏れていく。
宙づりにされた俺の股間から「ぽたぽた」と白い液体が漏れて床に落ちていく。惨めなお漏らしをしながら、妹のおっぱいに顔面を埋めて、必死に舐め続けた。
「あはっ♡ 汗だくだからフェロモンヤバいだろ?」
「くうううん♡」
「さっきから、にーにの体、痙攣が止まらないな?」
「くうううん♡」
「がっちりおっぱいに埋まってるから逃げられない。汗まみれのおっぱい舐めてキレイにするまで、ずっとこのままだかんな?」
ニンマリと笑った妹の姿が脳裏に思い浮かぶ。
その声色からカナタが楽しんでいることが分かった。
俺にできることは舐めることだけ。妹の汗だくのおっぱいを舐めて洗浄していく。自分の頭部よりもデカい乳房二つに挟まれて、自分の命を握られながら、俺は必死にご奉仕を続けていった。
●●●
カナタは部活動にも熱心だった。
俺のことをサンドバックにしたり、スパーリングの相手にして、何度もボコりまくる。練習最後には腹筋の訓練も忘れない。俺の腹を殴りまくって腹筋を破壊してくる。俺にゲボを吐かせてその一部始終を鑑賞することにハマってしまってる。そんな残酷なことをしてもおとがめなしだ。それどころか、ボクシング部の中では当然のように男子虐めが繰り広げられていた。
「ほら、はやく立つんだ、ヒロシくん」
早乙女部長だ。
さきほどまで同じ3年生であるヒロシ先輩とスパーリングしていた。
男の中では一番の実力者で人格者であるヒロシ先輩だったが、早乙女部長の前では赤子も同然だった。真っ赤なボクシンググローブが何度もヒロシ先輩の体にめりこみ、破壊の限りを尽くしてしまった。顔も胴体も赤黒く変色してボコボコになったヒロシ先輩は、リングに倒れたまま「あ・・・・ひぎ・・・・」と生死の境をさまよい、一歩も動けない様子だ。
「いつまで寝てるんだい?」
瀕死の重傷を負ったヒロシ先輩に対しても早乙女部長は残酷だった。
王子様系女性様から凄まれて、ヒロシ先輩が呻きながらもなんとか立った。
「も、もうしわけありふぁふぇん♡」
満身創痍でファイティングポーズをとる。
それを見て早乙女部長が爽やかな笑顔で言った。
「よし偉いぞ。よく立ったね」
「はひいいいいいい♡♡」
「それでは、最後に腹筋の鍛錬をしようか」
「あ♡」
「気合をいれてがんばるんだ」
あくまでも上から目線だった。
早乙女部長が王子様みたいに爽やかな笑顔を浮かべ、ヒロシ先輩の髪の毛を左手でわし掴みにした。そのまま右手を「ぐいっ♡」と腰だめに構える。ボクシンググローブが「ぎゅううっ♡」と握りしめられる音がして、
「そらっ」
どっぐうううんんっ♡
「かっぎゅううううううううううううっ♡」
早乙女部長の右拳がヒロシ先輩の腹にめりこんだ。
アッパー気味に放たれたパンチが男の腹を串刺しにして、そのまま宙吊りにしてしまう。たった一発のパンチでヒロシ先輩の足がリングから離れる。しかもそれで終わりではなかった。
どっぐうううんっ♡
バッギイイイイッ♡
どごおおおおんっ♡
殴る。
殴る。
何度も何度も―――早乙女部長が爽やかな笑顔を浮かべながら、残酷無比なパンチをヒロシ先輩の腹にめりこませていった。
「おへええええええええっ♡」
「んぼおおおおおおおおッ♡」
「ぐえええええええええっ♡」
殴られるたびにヒロシ先輩が悶える。
腹を「べごんっ♡」とへこまされて、体を逆「く」の字にさせながら串刺しにされて、連続で殴り殺されていく。あくまでも腹だけ。何度も何度も同じ腹を殴られて、内臓に深刻なダメージを受けながら、腹筋を鍛えられる。あくまでもボクシングの訓練としての腹殴り。けれども長身王子系女性様のしごきに、矮小なチビ男が耐えられるわけがなかった。
「あーあ、もう自分で立つこともできないのかい?」
早乙女部長が呆れながら言った。
美しい長身女性様がヒロシ先輩の髪の毛をつかんで持ち上げてしまっている。
腹を殴られて完全グロッキー状態となり、宙づり状態になってしまった先輩男子は「あ♡ あ♡ あ♡ あ♡」と悶え、ときおり胃液をリングに巻き散らして、早乙女部長をさらに呆れさせていった。
「しかたないな。今日はこれくらいにしておいてあげるよ」
どさっ♡
解放されたヒロシ先輩がリングに崩れ落ちる。
休む時間なんてない。
与えられたチャンスを逃すヒロシ先輩ではなかった。
胃液を吐いてえづきながら、涙と鼻水で顔面をグジャグジャにしながらも、ヒロシ先輩はなんとか膝立ちになった。長身王子様系女性様のカモシカみたいな美脚の根本―――その股間に顔を近づけて、
「しひゅれいしまひゅ♡」
グジャグジャになった口であいさつする。
早乙女部長は腕組みしたまま「ん」と相づちを打つだけだ。
ボロボロになったヒロシ先輩が早乙女部長のボクサーズボンを両手でつかみ、ぷるぷる震えながら降ろした。生まれたままの姿になった部長の股間に顔をセットし、ヒロシ先輩がクンニを始めた。
「じゅぱあッ♡ じゅるるる♡」
ヒロシ先輩のクンニは圧巻だった。
男の俺から見ても舌使いがエロい。
血まみれになった舌が早乙女部長の密壺を舐めまくっていく。涙目を浮かべて、顔をパンパンに腫らしたヒロシ先輩が、2歳年下の同級生女性様に対して性のご奉仕をしていった。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
そんな見事なクンニを受けているのに早乙女部長は無言だった。
腕組みをしたまま仁王立ちし、「じいいいい」とヒロシ先輩のクンニを見下ろしている。採点しているのだ。ヒロシ先輩のクンニが合格点に達しているか見極めている。自分の一番敏感な部分を舐めさせているというのに、早乙女部長はまったく恥ずかしそうにしていなかった。
「うわっ、すごいッスね、部長」
カナタが早乙女部長に話しかける。
「クンニさせるなんて大胆ッス」
「ん? あー、そうだね。昔はけっこうハマってて、毎日やらせていたんだ」
「だいぶ手慣れてるッスね」
「うん。徹底的に調教したからね。便利だよ? ムラムラしたら舐めさせて解消してる。授業中とかも使えるんだ、コレ」
仁王立ちしたままの早乙女部長。
男を道具として使うことに一切のためらいがなかった。それどころか、
「女の子様の性欲解消も男子の仕事だからね」
早乙女部長がニッコリと笑って、
「カナタくんも躾けてみたらどうだい」
「え?」
「家の中でも使える性欲解消玩具があれば便利じゃないかな?」
くすくす笑いながら俺のことを見下ろしてくる。
カナタが驚いたような表情を浮かべ、すぐにニヤニヤした視線で俺のことを見下ろし始めた。生きた心地がしない。俺の嫌な予感は的中することになった。
*
帰宅する。
すぐにカナタは全裸になった。
制服を脱ぎ捨て生まれたままの姿をさらす。
筋肉質なのにムチムチで、はるかに巨大な女体様だ♡
肌色たっぷり♡
ピンク色の乳首だけでなく、陰毛が生えそろった秘所まで露出させている♡
それなのに妹には恥じらう様子なんて少しもなかった。当然だ。こんなにも魅力的で強そうな肉体なのだ。誇りに思うことはあれ、恥じらう必要なんてあるわけがなかった。
「脱げ♡」
仁王立ちしたカナタから命令される。
両手を腰にやって堂々と立つ妹の前で、俺は惨めに震えながら服を脱いでいく。見下ろされ、鑑賞されながら全裸になる。カナタの女体とは違うみすぼらしい姿をさらし屈辱で興奮する。同じ両親から生まれたとは思えないほどの格差。それを感じて肉棒が勃起して固くなった。
「ふっ、チビ♡」
びくんっ♡
カナタの辛辣な言葉に俺の体とち●ぽが震えた。
「つくづくにーにってチビだよな?」
「ひいん♡」
「ほら、足の長さも太さもぜんぜん違うぞ?」
「あひん♡」
「腹筋もあーしのほうが割れてる、体の分厚さだって比べものにならないし・・・・・・それに、」
がしっ♡
カナタの右手が俺の脳天に乗って、
「ほら、身長だってこんなに違う♡」
背比べ。
カナタが右手を自分のほうへと引き寄せていくと―――下乳よりもさらに下にあたった。
またしても身長差がひらいてしまった。
もう二度と俺がカナタより大きくなることはない。
兄なのに・・・・男なのに・・・・年上なのに・・・・。
俺はもう妹に勝てないんだ。
「ひいいいいんんんんッ♡」
がくがくがくっ♡
負けを分からされてマゾイキする。
尻もちをついて倒れて肉棒を震わせるしかない。
目の前で仁王立ちする全裸の妹の肉体に屈服する。
巨大なカナタから見下ろされてマゾイキが止まらなかった。
「ほい、マゾイキ乙~」
「ひいん♡」
「順調にマゾになってるな?」
「ひいい♡」
「偉いぞ~♡ だから今日はもっとマゾにしてやる♡」
カナタがニンマリと笑う。
あくまでもコレは前座だ。
本命となるマゾ調教の内容をカナタが告げた。
「にーに、舐めろよ♡」
「ひいッ♡」
「あーしのココ、舐めろ♡」
カナタが俺に舐めさせる場所を指さす。
長くて極太な美脚の付け根。
ムチムチ太ももの終着点。
陰毛がはえそろった密壺を指さして、カナタが言った。
「クンニしろ♡」
びくっ♡
体が震えてしまう。
そんなことしたらダメだ。
俺たちは兄妹なのだ。
血が繋がっている。
性的なことをしてはいけない。
俺は恐怖に打ち勝って、そんな正論を口にしようとした。
しかし、
「や・れ♡」
「ひいいいいいいッ♡」
ぺろぺろぺろッ♡
ジュパアアアッ♡
舐めた。
舐めてしまった。
恐怖に負けて「やれ」という短い命令だけで無条件降伏してしまう。
カナタの股間に顔面を埋めて、ぺろぺろと舐める。
妹の陰毛が顔にあたってチクチクする。
その生まれたばかりの場所に舌を這わせていく。
しょっぱいような、にがいような、そんな味が伝わってきて、屈辱感が増す。
涙がひとりでにこぼれてきた。
(舐めさせられてる・・・・・俺・・・・・妹のま●こ・・・・・舐めさせられてる・・・・・・)
舌を動かしながらボロボロ泣く。
兄妹でこんなことをしたらいけない。
罪悪感でどうにかなってしまいそう。
仁王立ちした妹の下半身にすがりついて、寄生虫みたいに舌を這わしていく。
惨めで惨めでどうにかなってしまいそう。
それなのに、
「ふっ♡ 勃起してるな♡」
「むううううううううッ♡」
「妹にクンニさせられて勃起してる♡」
「あひいいいいいいいいいいいいッ♡」
「惨めなのキモチいな? にーにはマゾだからこんなことでも興奮しちゃう。変態マゾ野郎♡」
がくがくがくっ♡
マゾイキする。
妹から罵倒されて興奮してしまう。
その間もずっとクンニを続けさせられた。
妹のま●こを必死に舐めていく。
(完全に一線を越えちゃった♡ 兄妹でエッチなことしちゃってる♡ 関係性が崩れちゃうううううッ♡)
兄妹では許されるはずがない性的行動。
兄と妹という関係性が崩れて、男と女になる。
男としての自分がボコボコにされていく。
女性にクンニを強要されて、俺はそれに従うだけ。長身女性様の股の間に顔を突っ込み、ぺろぺろと舐めていく。チビである俺はその体格差を感じるだけでマゾイキし、さらに舐める速度を増していった。
「よしよし♡ しっかり舐めろ♡」
カナタ様が笑いながら言う。
「ちゃんとご奉仕できるように躾けてやるからな♡」
「じゅぱあッ♡ じゅるじゅるッ♡」
「卒業試験でも合格できるようにみっちり躾ける♡」
「ジュブブッ♡ れろれろれろッ♡」
「覚悟しろよ、にーに♡」
独占欲丸出しの視線で見下ろされる。
カナタ様の右手が俺の髪の毛をわし掴みにして離してくれなくなる。
俺は動きを制限されながら必死に舐めていった。
肉棒からカウパーがだらだらと垂れて床を汚していく。
クンニされているカナタ様よりも興奮している俺は、ますます勢いよく妹のま●こを舐めていった。
●●●
カナタと一線を越えてからというもの、俺の日常にまたしても変化がおとずれた。
性欲処理係。
ひたすらに妹のま●こを舐めさせられていく。
ボクシング部で俺のことを痛めつけた後のカナタは性的に興奮するので、それを鎮めるために俺を使った。家に戻ったら制服のままでクンニをさせられる。カナタが満足するまでそれは続く。舌が麻痺しても、膝が痛んでも、俺は「ぺろぺろ♡」と妹のま●こを舐めるしかなかった。
「おら、もっと舐めろ♡」
「くううん♡」
「妹のま●こ舐めるのだいぶうまくなったな?」
「くううん♡」
「ほら、躾けたとおりにしっかり舐めろ♡」
俺は必死に舐めていった。
オナニー覚えたての中学生男子みたいにクンニに夢中になったカナタは、朝と昼と晩も関係なくクンニを求めてきた。毎日のように舐めさせられてきたので俺のクンニはかなり上達していた。今日も俺はカナタに命じられて必死にクンニを続けていた。
「ん♡」
妹の甘い声が漏れる。
朝の登校前の玄関だ。
そこでカナタは本日二度目のクンニを俺に求めてきた。
玄関の床―――既に革靴を履いた妹の足下で膝まづいて、クンニをしていく。妹のスカートに顔を突っ込み、ぺろぺろと舐めて、必死に性のご奉仕を続けていった。
「ん♡ きもち♡」
「じゅぱあッ♡」
「妹の性欲処理はお手の物だな、にーに♡」
「じゅるるるッ♡ れろれろっ♡」
「うわっ、にーにの顔、マジでエロい♡」
カナタの右手が俺の髪の毛をわし掴みにして持ちあげてくる。
俺の情けないクンニ顔が情け容赦なく見下ろされてしまう。
妹の股間に顔を埋めて「ぺろぺろ♡」と必死に秘所を舐めさせられている姿―――そんな惨めな目にあっているのに「トロン♡」とした表情を浮かべている自分の姿を見下ろされて、それだけでマゾイキしてしまいそうだった。
(カナタに躾けられたとおりにやらないと♡ うまくできなかったらまた折檻されちゃう♡)
妹に指導される。
性のご奉仕がヘタクソだったら地獄を見ることになるのだ。
そんなふうに脅されてクンニをしていると思うと俺は興奮してしまった。自分よりも強い存在に向けて性のご奉仕をしていく。自分にできる全力を出して「ぺろぺろ♡」と必死に。そこまでしてようやくカナタをイかせることに成功した。
「うし♡ イったイった♡」
カナタが満足そうに言う。
「ほれ♡ 愛液もちゃんと舐めとって掃除しろ♡」
「くうううん♡ じゅぱじゅぱっ♡」
「うまい?」
「くうううん♡」
「そうかそうか♡ あー、かわいいな、にーに♡」
がしがしと頭を撫でられる。
絶頂した妹が漏らす愛液を「ぺろぺろ♡」と舐めている俺の頭が「がしがし♡」と乱暴に撫でられていく。それは明らかに照れ隠しだった。そんなに恥ずかしいならクンニを求めなければいいのに、カナタは何度も俺のことを求めてきた。性欲が強いのだ。俺のクンニ回数はますます増え、そのたびに妹好みのクンニを身につけていった。
「よし、じゃあ学校いくかー」
カナタが俺の頭を「ぽんぽん♡」と叩く。
それがクンニ終了の合図だった。
俺は名残惜しみながらも妹のま●こから顔を離し、立ち上がった。バギバギに勃起した肉棒でテントをさらしながら、いつものように長身女性様の前で直立不動になる。カナタが俺のことを「じいいいッ♡」と見下ろしていた。
「勃起してるな♡」
「ひいいん♡」
「妹にクンニさせられて興奮してる♡」
「ああんん♡」
「ふっ♡」
鼻で笑われる。
カナタが身をかがめて俺の耳元に顔を近づけてくる。
そしてウィスパー声で、
「―――いい子にしてたら後で射精させてやるよ♡」
「ひいいいいんッ♡ カナタ様あああん♡」
言葉一つでノックアウト。
俺は立っていることもできずに尻もちをつく。
そして長身女性様の足下でマゾイキするのだ。
山みたいに巨大なカナタ様の足下で体を「びくんびくんっ♡」と痙攣させていく。その間ずっとカナタ様が俺のことをニンマリと嗤って鑑賞していた。
●●●
学校に登校しても俺に安息の地はない。
むしろ逆でカナタ様の辛辣さが増してしまう。
おそらく周囲の女友達に向けたパフォーマンスなのだろう。
今日も俺はカナタ様の人間椅子として授業を受けさせられていた。
「旧世界では女性の権利が虐げられていた。身体能力という点で男性のほうにアドバンテージがあったことは確かだが、けっきょくは権力闘争の結果だ。既得権益を取得した男性側はその優位性を捨てようとはしなかった。それがつもりつもって男性優位の世界が構築されていたというわけだ」
女性教師が授業をしている。
今は現代史の時間だった。
普段は授業を聞いていない女子生徒たちも、女性教師が講師をしている時には真面目に授業を受けていた。教室中に巨体の女子生徒たちと、彼女たちとは比べものにならないほど小さな男子生徒たちが集まっている。そんな教師の声だけが響く教室の中で、俺は妹の人間椅子になっているのだった。
「うううッ♡」
両腕と両膝が痛い。
四つん這いになった状態でどれくらいの時間が経過したのだろうか。それすらも分からず、俺は必死に耐えていた。俺の背中に「むっちり♡」と腰かけた妹の巨尻と、その体重によって押し潰されながら、必死に人間椅子の役割を全うしようと力をこめていく。
(お、重いいいいいいッ♡)
カナタ様の巨体。
その超重量によって自分の体が潰されていくのが分かる。俺みたいなチビでは妹の体重を支えることができないのだ。絶望的なまでの肉体格差。それを感じてマゾイキし、「ぷるぷる♡」と震えてしまった。
「にーに、潰されたらお仕置きだかんな」
びくんっ♡
授業中にカナタ様が俺だけに聞こえる音量で語りかけてくる。
「ぜったいに潰れるなよ♡」
「くううん♡」
「潰れたら授業中も関係なくお仕置きする♡」
「くううん♡」
「がんばって妹の人間椅子になれ♡」
それだけ言ってカナタ様が前を向く。
腰かけている俺のことなんて無視して授業を聞いていく。
完全に椅子扱いされている。教室では女性教師の授業が続いていった。
「女性の身体能力と脳神経の発達によって全ては一変した。今では女性と男性とでは能力に圧倒的なまでの格差が生まれてしまっている。旧世界では、そのことに危機感を覚えた男性側が、既得権益を守ろうと戦争を起こした。これが俗に言う最後の戦争―――男女戦争だ」
女性教師の声が聞こえてくる。
「男女戦争は女性側の完全勝利で終了した。観測したことを現実にするという女性の能力は、男性側の銃弾・ミサイル・さらには核兵器までも無効化した。肉弾戦で負けるはずもなく、最後は男性側の無条件降伏で戦争は終結したのだ」
両手両足が「ぷるぷる♡」と震える。
苦悶の声を「く♡」「あ♡」と漏らしながら、なんとか耐える。
「その後の世界は一変した。世界女性宣言が採択されたのもこの時だ。争いばかりを起こし、既得権益にしがみつこうとする劣った男性を導くのが女性の役割であるという基本理念が確認された。この女性の役割の実現には世界各国で様々な方法がとられている。ドイツや日本などの権威主義的家族構造が根強かった国では、より強いパターナリスティックな方法が選択された。学校制度における徹底的な指導体制の構築だ。女子生徒が男子生徒を指導する。この【学校】と同じシステムがとられてからというもの、男性の問題行動の数は明らかに減少したというわけだ」
女性教師が授業を続けていく。
けれども俺は限界だった。
両腕両膝が痛みを通り超して何も感じなくなってきてしまっている。ガクガクと震えて力が入らない。
(も、もう・・・・♡)
歯を食いしばって最後の力をこめる。
それでも妹の体重を支えることができなくて、
俺はそのまま、
ぐじゃあああああああああああッ♡
「ぐえええええええええええッ♡」
無様に崩れ落ち床に叩きつけられてしまった。
妹の爆尻によって背中を押し潰されて虫ピン状態。ずっしりとした超重量の体重が俺の背中を完全に潰していた。妹の巨体が俺の胴体にのしかかってきて、生きた心地がしなかった。
「ぐええええええッ♡ おええええええッ♡」
えづいてしまう。
巨尻に潰されて胴体が「ぺっちゃんこ♡」にされてしまった。肺が潰れて息もできない。口を「パクパク♡」させて窒息に向けて苦しんでいく。すべては妹の爆尻によって生き埋めにされてしまっているせいだった。
(重いいいいいッ♡ 重いよおおおおッ♡)
ジタバタッ♡
ぱたぱたぱたっ♡
あまりの重さに体が暴れる。
この重さから解放されたくて自動的に体が抵抗を始めるのだ。
命をかけた必死の抵抗。体をパタパタさせて全力で暴れて、なんとか妹の爆尻から逃れようとする。しかし、
(ビ、ビクともしない!?)
俺の抵抗なんてカナタ様の体重にかかればイチコロだった。
どんなに必死に暴れても妹の巨体を1ミリだって動かすことができない。ぺっちゃんこにされたまま、呼吸を奪われ、少しづつ圧死していく。妹の体重だけで殺されていくのだ。あまりにも惨めだった。
「おい、にーに。うるさいぞ」
俺の背中に腰かけながらカナタ様が不機嫌そうに言う。
「授業中だってこと分からないか?」
「ひっぎいいいッ♡」
「あーあ、妹の尻に潰されて呼吸もできないか」
「おえええええッ♡」
「ふっ、お仕置き。このまま「ぺっちゃんこ♡」にして酸欠させてやんよ」
ぎゅうううううううッ♡
カナタ様の体重がのしかかってくる。
息苦しさがさらに増して背中とお腹がくっついてしまいそう。
さきほどから「ベギバギっ♡」と骨が軋む音が響いてしまっていた。妹の体重と爆尻だけで潰され、殺されそうになっている。
「かぎゅうううううううううッ♡」
俺は妹の巨尻で殺されるのだ。
白目をむいて泣きわめき、じたばた暴れるのだが、酸欠によってその動きも弱くなっていく。
死ぬ♡
死んじゃう♡
このままだと本当に妹の爆尻で殺されちゃうッ♡
(たじゅげで♡ たじゅげで♡)
媚びを売った瞳でカナタ様を見上げる。
けれど俺のことを見下ろすカナタ様の視線には冷酷な感情しか乗っていなかった。その瞳を見た瞬間、俺は全てを悟ってしまった。
「死ね♡」
「むううううううううッ♡」
意識がブラックアウトする。
俺は妹の爆尻で潰され、ぺっちゃんこにされて、そのまま意識を刈りとられてしまった。
*
人間椅子として役に立たなかった俺には天罰がくだった。
気絶から目が覚めると、自分の体が椅子にくくりつけられていることが分かった。
後頭部を座面に預かる格好であおむけになっている。両手が椅子の背もたれに繋がれていて逃げることもできない。見上げるとそこには爆尻が鎮座していて、すぐに顔面に落下してきた。
「むうううううううううッ♡」
顔面騎乗。
爆尻様によって潰される。
顔面どころか頭部全体を桃尻に潰されて、そのままの状態で俺はカナタ様の声を聞いた。
「今日の授業中はずっと座るからな?」
「むううううッ♡」
「人間椅子ができないんだから、人間座布団にするしかないよな?」
「むううううッ♡」
「ふっ、あーしが腰を浮かすのは授業の始まりと終わりのあいさつの時だけ。それ以外はずっと座り続ける。にーにのちっちゃな顔面をあーしの爆尻の座布団にしてやんよ♡」
その言葉どおり俺の顔面が使われていった。
制服のスカート越しに爆尻の存在感を顔面全体で感じる。むっちりとした皮下脂肪の柔らかさと、その下で眠っている凶悪な筋肉の存在感で分からされる。「どっしり♡」と顔面に座られているせいで首から上を動かすことなんてできなかった。呼吸もできるわけがなく、俺は椅子に繋がれたまま悶え苦しんでいく。
「むううううッ♡ むううううッ♡」
くぐもった苦悶の声をあげるしかない。
そんな必死の命乞いですら妹の爆尻によって潰されてしまう。自分の抵抗がすべて爆尻によって無効化されてしまっている。自分の無力感が惨めさに変わっていき、苦しさとあいまって「ボロボロ♡」と涙を流し、妹のスカートを濡らしていった。
「んぶうううっ♡ んぼおおおッ♡」
酸欠一歩手前。
その瞬間にカナタ様が少しだけ腰を浮かしてくれる。
俺の顔面には爆尻様がどっしりと腰かけたままだ。その状態でほんの少し圧迫が和らぎ、鼻と口を覆っていた尻肉が離れる。俺は歓喜にわきながら必死に、
「ずぶぶぼぼッ♡」
呼吸をしていった。
不十分な呼吸だ。
まだ顔面騎乗されたままなので、肺いっぱいに深呼吸をすることもできない。それでも妹の爆尻によって潰されている身分としては貴重な酸素に変わりなかった。俺は鬼気迫る勢いで空気を吸い込み、異物を吸い込んで壊れてしまった掃除機みたいに「ズボボボボッ♡」と息を荒げていく。妹の尻の匂いを嗅がされながら呼吸をしていると、それだけでマゾイキしていった。
どっっすううんんッ♡
「むっぐううううううッ♡」
そんな呼吸タイムもすぐに終わってしまった。
カナタ様が再び全体重をかけて俺の顔面を潰してしまう。
爆尻が俺の顔面どころか頭部全体を生き埋めにし、「ぐんにゃり♡」と盛り上がった尻肉が俺の首まで圧迫を始めてしまう。満足に呼吸もできなかった俺は中途半端な息苦しさのまま再び人間座布団にさせられる。あまりの苦しさに「くうううん♡」「くうううん♡」と哀れみを誘う声で鳴くのだが無視される。返ってくる反応は「どっしり♡」とした爆尻様の存在感だけだ。あまりの絶望にマゾイキして勃起する。苦しみで頭が狂っていく。
(殺しで♡ もう殺じで♡ 殺ジデッ♡)
そんなことばかり熱望するようになる。
ひと思いに殺して欲しい。
この苦しみから解放されるためならなんでもする。
だから許して欲しい。
爆尻様で潰されるのだけはもう嫌だ。
いつまでも終わらない窒息の苦しみで絶望し、涙を流しながら「殺してください♡」と懇願する。そこまで追い込まれて、妹の顔面騎乗で心と体に致命的なダメージを負っていった。
キーンコーンカーンコーン。
鐘が鳴る。
授業終了の合図だ。
日直の生徒が「起立」と号令をかけた。
次の瞬間にカナタ様が立ち上がった。
「ゆるじでええええッ! もうゆるじでくださいいいッ!」
絶叫する。
けれど誰も俺のほうに視線を向けてくれない。
女子生徒たちは完全に無視していて、男子生徒たちはガクガクと震えるだけだった。
「礼」
日直の女子生徒の合図と共に全員がお辞儀をする。
俺の命がけの懇願が完全に無視されている。
絶望で体が凍った。
「たじゅげでええッ♡ カナタ様♡ カナタ様♡」
「・・・・・・・・・・・・」
「もう顔面騎乗ひゃめでくだじゃいいいいい♡」
「・・・・・・・・・・・・」
「殺して♡ もう殺してえええええええええッ!」
それでも無視される。
涙がぼろぼろとこぼれた。
「着席」
どっっすううんんッ♡
「むっぐううううううううッ♡」
勢いよくカナタ様の爆尻が落下してきた。
分からせるような乱暴なヒップドロップ。
どすんと勢いよく椅子に座ったカナタ様によって、俺の顔面から「めっぎいいいッ♡」と変な音がして潰されてしまう。「ぐりぐり♡」と爆尻が動かされてベストフィットする位置を探し出している。そして俺はまた妹の爆尻地獄によって苦しめられていくのだった。休み時間中も絶対に席から立ち上がろうとしないカナタ様。周囲の友人と談笑を始めた妹の尻の下で俺は人間座布団として苦しんでいった。
*
けっきょくカナタ様は宣言どおりにした。
午前の授業中、カナタ様は授業の開始と終了の時に立ち上がるだけで、それ以外をずっと俺の顔面に腰かけて過ごした。それは昼休みになった今も変わりなかった。
「あー、そうなんだー」
「ええ。とっても便利でしたよ」
カナタ様がヒナタ様と昼ご飯を食べている。
教室で机と机をくっつけあって、仲良しな女子二人が昼食をとっているのだ。俺は椅子にくくりつけられ、カナタ様の爆尻によって引き続き顔面騎乗させられていた。
「それにしてもカナタちゃんはお兄さん思いですね」
ヒナタちゃんが言った。
「まだ忠誠試験の前だというのに、ここまで徹底的にお兄さんのことを調教するなんて」
「べ、別にそんなんじゃないし」
「ふふっ、万が一にも忠誠試験や卒業試験に不合格にならないようにがんばっているんですよね」
「だ、だから違うし。こんなやつなんとも思ってない」
ぐりぐりぐりッ♡
乱暴に爆尻が上下左右に揺さぶられる。
俺の顔面がミンチになって押し潰され「むううううッ♡」という悲鳴が口から漏れた。
「そんなに熱心なら華道部にも参加してみませんか?」
ヒナタちゃんが爽やかな声で、
「部活動は兼部も認められてますし」
「華道部って、そんなにヤバいの?」
「まあ、男の子にとっては苦しいんでしょうね。こいつもかなり参っていて、部活の時間が近くなると恐怖で震え始めますから」
どすっ!
ヒナタちゃんが何かを蹴る音が聞こえてきた。
それと同時に彼女の指導対象である朝井が「ひい!」と悲鳴を漏らしている。妹の爆尻で顔面を覆われているので見えないが、ヒナタちゃんが足下で正座している朝井のことを足蹴にした光景が容易に想像できた。
「それでも苦しみの向こう側に恍惚とした瞬間があるみたいですよ?」
「なにそれ? 宗教?」
「それに近いんでしょうね。まったく身動きがとれない状態で受け器になると、人格が破壊されて平穏とした境地にたどりつくみたいです。ふふっ、そんな状態になったことはないので分かりませんが」
がしっ♡
またヒナタちゃんが朝井を足蹴にした。
妹とその友達が、昼ご飯を食べながら、年上の俺たちを使って遊んでいた。
「んーー、じゃあ一回、やってみようかな」
「ほんとうですか?」
「つっても体験入部だかんね。正式には入部しない」
「それで十分ですよ。あー、楽しみですねー」
「・・・・・にーには貸さないよ?」
「え~、いいじゃないですか。一回だけ♡ ね、一生のお願いです」
カナタ様とヒナタちゃんが談笑を続けていく。
俺は彼女たちの百合百合しい会話を聞きながら、妹の尻の下で苦悶し、顔面騎乗で潰されていくのだった。華道部の部活内容がどれほど苦しいかも知れずに、俺はこの地獄みたいな爆尻地獄から解放されるならなんでもいいと、そんなことを思ってしまった。
つづく