最寄り駅で待ち合わせをすることになった。

 さすがに夜の映画館に行くので、英雄も制服から着替えて明日香を待った。

(少し、早く来すぎたか?)

 英雄は時計を見ながら思う。

 どうにも気がはやっている。

 期待している自分、楽しみにしている自分がいることに英雄は気づいていた。

 毎日毎日、自分のことを締め落としてくる少女。ニコニコしながら執拗に自分の首を狙ってくる少女と出かけることが楽しみで仕方ない。

(俺はどうしちまったんだろう)

 相手はまだ初等部。

 夜の映画館にすら一人で行けない少女なのだ。そんな女の子のことを変に意識している自分が不思議でならなかった。

「師匠、お待たせしました」

 声がした。

 顔をあげると、そこには大人っぽい女性がいた。

 大きな女性だ。

 身長が自分よりも格段に高かった。大きな壁が目の前にそびえ立っているように見える。その大きな体は厚みもすごかった。大人っぽい襟つきのシャツを突き破ろうとするかのような巨乳。それがちょうど英雄の顔の高さに鎮座していて、それだけでタジタジになる。しかし、それよりも英雄の目がくぎ付けになったのは、彼女の足だった。

(す、すごい)

 長い長い足。

 それが短い丈のホットパンツからむき出しで伸びている。ムチムチしていながら、その筋肉の躍動感を感じざるをえない見事な太もも。うっすらとカーブを描きながら発達した筋肉が見えるふくらはぎ。それが目の前にあって、英雄は思わず彼女の下半身を凝視してしまった。

「師匠、どうしたんですか?」

 また声がした。

 それはどこかで聞いたことのある声だった。

 英雄が女性の顔を見上げた。髪をおろし、大人っぽい雰囲気をまとったその女性は、明日香だった。

「あ、明日香か?」

「そうですよ。ひどいなー、きづかなかったんですか、師匠」

 それはまさしく変貌だった。

 どこからどう見ても目の前の明日香は大人の女性にしか見えなかった。身長だって体格だって、まとっている大人っぽさだって、自分よりも段違いに上だった。

「とりあえず、電車にのりましょうか。遅れたら嫌ですし」

「あ、ああ」

 主導権まで握られて、明日香の後を追う英雄。

 その後ろ姿をぼおおっと見つめ、自然と視線は彼女のホットパンツから伸びるむき出しの生足に吸い込まれてしまう。彼女の匂いで頭が麻痺したようになり、ますます夢中になってしまうのを英雄は感じた。



 *



 映画館は都心にあるようだった。

 マイナーな単館の映画館。

 英雄たちの家からは乗り継ぎも含めて、電車で40分ほどの道のりだった。その間、英雄はチラチラと明日香の足を盗み見ていた。

(うわっ、すごい)

 ちょうど空いていたので、明日香には席に座ってもらった。その前に立ち、彼女を見下ろす格好になっているのだが、英雄の視線は明日香の太ももにロックオンされていた。

 明日香は豪快に脚を組んでいた。

 その脚線美が暴力的に強調されている。むき出しの太ももが男たちの視線も心も独り占めしていて、英雄だけではなく、周囲の乗客たちが明日香の脚をチラチラと見つめていた。

(ダメなのに。見ちゃ、ダメなのに)

 それでも自分を抑えられない。

 その視線全てが少女に気づかれているとも知らず、英雄は自然なふうを装って何度も足を凝視する。

「ふふっ」

 明日香が足を組み替える。

 むちっとした太もも。組まれたことによって浮かび上がる筋肉。その魅力に英雄が「う」と呻くと、ますます明日香はニコニコと笑うのだった。



 *



 映画は特になんの波乱もなく終わった。

 内容はよく分からなかった。

 男女が力をあわせて世界の秘密に挑んでいたと思ったら、けっきょく女性の手のひらで遊ばれていて、すべては女性が裏で男を操っていたという内容だ。

 その映画の難解さもそうだが、隣に座り、足を組んだ彼女の下半身をチラチラ盗み見ていたせいで、英雄には映画の内容が頭に入ってこなかった。ただぼおっと、間近で彼女の匂いをかぎ、頭をバカにさせながら、興奮していた。

「おもしろかったですね、師匠」

 映画館近くの公園。

 かなり夜も深まっていることもあってか、周囲には人も少ない。そこで、二人はベンチに座り、小休止をとっていた。

「やっぱり、主演の女性の演技が格好よかったです」

「そ、そうだな」

「ネットで話題になっていたので、ぜったい見たかったんですよ。でも、上映している映画館がぜんぜんなくて、さすがに明日香一人だけじゃこれなかったので、師匠につきあってもらえてよかったです」

「あ、ああ」

 たじたじ。

 明日香の会話が頭に入ってこない。

 英雄はちらちらと明日香の太ももだけを見ていた。

「師匠」

 明日香の声。

 それは何かを確信しているように響いた。

「そんなに明日香の足、好きですか?」

 ドクン。

 その言葉に英雄は石になって、ハっと視線をあげる。そこには、こちらのことをニヤニヤしながら眺めている少女がいた。

「駅からずっと、明日香の足凝視してましたもんね。さすがに映画館の中でも見てくるとは思いませんでしたけど」

「あ、ち、違う」

「なにが違うんですか? ずっと明日香の足を凝視してたじゃないですか。ふふっ、とってもかわいかったので、何度も足組み替えたりして挑発したら、ますます夢中になってくるので、おもしろかったですけど」

 ほら。

 明日香が足を組み替える。

 長い足を豪快に動かす。

 その弧を描くような動きと、むっちりと組まれた足の魅力。それにあらがうことなどできず、英雄は「う」と呻いて、またしても彼女の太ももを凝視してしまった。

「ほら、師匠の視線を奪うなんて簡単です」

「あ、ああああ」

「でも不思議ですよね。毎日道場で締め落とされて、この足の怖さを骨の髄まで教え込まれているはずなのに、師匠はこの足に夢中なんですから」

 ニコニコ。

 いつの間にか体がくっつく距離まで近づいてきた明日香が言う。

「道場の人たちの中には、締め落とされすぎて、この足のことが怖くて怖くて仕方なくなっちゃった人も多いんですよ? 明日香の足を見ただけで悲鳴あげて、中にはお漏らししちゃう人もいるんですから」

 明日香の声。

 それは英雄に届かない。

 もはや英雄の頭の中は彼女の太ももで支配されていた。

 にんまり笑った明日香が言った。

「師匠、マッサージしてください」

「え?」

「ここで膝まづいて、明日香の足をマッサージしてください。ほら、はやく」



 *



 英雄の脳裏に葛藤が生まれた。

 恥ずかしい。

 誰かに見られたら。

 そんな理性は彼女がもう一度豪快に足を組み替えただけで霧散した。

「あすかああああッ」

 飛びつく。

 浅ましい猿が欲望を抑えきれなくなった。

 彼女の足下に膝まづいた男が、その逞しい足をもんでいく。

「ふふっ、どうですか師匠、明日香の足は」

 勝ち誇った声。

 明日香は今、ベンチに一人で座って足を前に投げ出している。長く逞しい足を、まるで自分の部屋にいるかのようにダランとさせて、男に奉仕をさせていた。

「はあはあはあ」

 英雄の息が荒くなる。

 大きな体にすがりついて英雄がその行為を堪能していた。明日香の足下に正座で膝まづく。ベンチに座った明日香が大きな山に見えるほどの迫力。その状態で、むき出しの太ももに手をはわせ、いっしょうけんめいにマッサージをしていく。

(す、すごいいい。明日香の足、すごすぎるうう)

 もはや英雄は我を忘れていた。

 明日香の太もも。

 それを両手でつかみ、ぎゅうぎゅうともんでいく。感じるのは皮下脂肪の柔らかさ。手がぐにゅっと沈み込む感覚に心が奪われる。けれどそれだけではなく、柔らかさの下に張りがあった。まるでゴムでももんでいるかのように、手のひらに弾力がかえってくる。それは、皮下脂肪の下に眠っている凶悪な筋肉の弾力だった。興奮した英雄がさらに必死のご奉仕を続けていく。

「あーあ、堪能しちゃってますね」

 バカにしたような声。

 ニヤニヤと笑いながら明日香が男を見下ろしていた。

 それは楽しいイベントを鑑賞する支配者の笑みだった。ベンチに豪快に座って、地面に膝まづいてマッサージをしている男のことを鑑賞している。

「師匠、わかってると思いますけど、師匠がマッサージしているのは、いつも師匠のことを締め落としてる怖い足なんですよ?」

「ああああああッ!」

「毎日毎日、この太ももに挟み込まれて、潰されて、首絞められているのに、そんなに堪能しちゃって、いいんですかね~」

 侮蔑の言葉。

 しかし英雄には届かない。

「ハアハアハア」

 忘我の境地で明日香の太ももをもんでいる男。

 目を血ばらせて明日香の足に夢中になっている。

 それを見た明日香が「ふふっ」と笑った。

「師匠、ほ~ら」

 明日香がその大きな両脚を左右に開脚した。

 ムッチリとした逞しい脚が、長く、長く展開される。それはまるで肉食女郎蜘蛛の長い脚のようだった。

 迫力たっぷりのムチムチした太もも。

 健康的な脚。

 筋肉質で逞しい脚。

 女性の脚。

 柔らかそうな脚。

 脚、脚、脚。

 どうしようもない。肌色たっぷりの。いつまでも見ていられるような。思わず膝まづきたくなる、そんな魅力的で、圧倒的な、土下座したくなりそうな脚が、英雄の目の前で伸ばされている。

「アアああああッッ!」

 膝まづき、英雄が呆然と声を漏らす。

 明日香の脚の神々しさ。

 その迫力を前にして英雄は矮小な自分がさらに小さくなるのを感じていた。明日香の脚の魅力に目がくぎ付けになり、股間を盛大に勃起させて、涎を垂らしそうになるほど夢中になってしまった。

「師匠、どうされたいですか?」

「あ、明日香」

「師匠ならどうするべきか、わかりますよね」

「あ、ああああ」

 英雄はよろよろと立ち上がった。

 勃起している。

 それを隠そうともせず、明日香に近づく。

 左右に広げられている足。

 我を忘れた英雄がその脚と脚の間に自分の体を差し込んでしまった。彼女の体温すら感じられる距離に近づき、その足のポテンシャルの前にがくがくと震える。そこは処刑台だった。恐ろしい太ももが男を容赦なく殺してしまう処刑台。そこに英雄は自分から足を踏み入れてしまったのだ。

「あ、あすか」

 英雄が期待した瞳で明日香を見上げた。

 ニヤニヤとこちらを見下ろしてくる明日香と目が合ってしまった。

「潰れろ」

 ぎゅううううううッ!

「ひいいいいいいッ!」

 がちゃんっと。

 明日香の太ももが獲物を喰らい、とじこめる。

 英雄の胴体が二匹の極太大蛇によって巻き付かれ、挟みこまれて潰れていく。

「ああああッ! ひいいいいいッ!」

 あまりの締め付けに獲物が暴れる。

 じたばたと体を動かし、その強烈な締め付けから逃れようとする。しかし無駄だ。明日香の太ももはみっしりと英雄の胴体に食い込み、完全拘束をしていた。明らかな体格差。英雄の胴体ほどもある太ももが二つ、絶対的なプレス機として君臨している。英雄が逃げることなんて、できるわけがなかった。

「ふふっ、師匠の体、丸飲みしちゃいました」

 明日香が悶える英雄を見下ろしながら言った。

 ベンチに座り、その太ももで男の胴体を捕食して、悠然とサディストの笑みを浮かべる少女。

「こうなったらもう逃げられませんよ。このまま肺がぺちゃんこになるまで締め付けちゃいます」

「ああああッ! あ、ああああ」

「ほ~ら、ぺっちゃんこ」

 ぎゅうううううッ!

「ひっぎいいいいッ!」

 締め付け。

 強烈な、男の命を刈り取る締め付け。

 明日香の太ももが英雄の胴体を潰す。

 もはや明日香の太ももと太ももがくっついてしまっている。ムチムチの太もも同士がくっついて、その間に挟み込んだ男の胴体を喰らい尽くしていた。

「カヒュウーーカヒュウーー」

 すぐに英雄は悲鳴もあげることができなくなった。

 息を吸いたくても吸えない。

 明日香の太ももで肺も横隔膜もぺちゃんこにされているので、空気が体の中に入ってこなかった。呼吸もできず、酸素が補給できなくて、英雄は苦しみ続けることになる。それなのに、

「師匠、なんて顔してるんですか」

 ニヤニヤ。

 勝ち誇ったように笑った明日香が英雄の顔を見つめる。彼女の視線の先には、胴体を大蛇によって喰らわれ、潰されているのに、トロンとした表情を浮かべた男がいた。

「ふふっ」

 ぎゅううううッ!

 明日香がさらに太ももに力を込め、暴れた英雄を鑑賞していく。

 限界を迎え、英雄の体がビクンビクンと痙攣を開始する。

 時間をかけて堪能した明日香が、太ももをがばっと開脚して、気絶寸前の英雄を解放した。

「あっぐうう! かひゅううッ!」

 英雄が地面に倒れ込み、四つん這いになって息をむさぼっていく。

 胸をおさえ、体を丸めて、必死に呼吸をしている様子は、まさしく負け犬だった。

「ふふっ、なさけな~い」

 ドスンッ!

 四つん這いになった男の背中を明日香が踏み潰した。高身長からの踏みつけによって、英雄の体が地面に縫い付けにされてしまった。

「チビな師匠のこといじめてると、とっても興奮します」

「ひっぎいいいッ!」

「あはっ、踏まれて潰れちゃってる」

「ぐっげええええ! ひゃだあああ!」

「ふふっ、口では嫌がっても、師匠もまんざらでもない様子ですし、いいんですよね?」

「ぐげえええッ! やべでえええええッ! たしゅけてえええ」

「いい声~。あ~、きもち~。すごく興奮しちゃいます」

 もうダメ。

 明日香が言って、踏みつけを止め、英雄の胸ぐらをつかんだ。

 そのままぐいっと持ち上げ、宙づりにしてしまう。自分の視線の高さまで英雄を持ち上げて、その顔をにんまりとした笑顔で観察した。

「師匠、いい顔になりましたね」

「あしゅかああ・・・・あしゅかあ・・・・・」

「ふふっ、まさしく負け犬って感じて興奮しちゃいます」

 ニヤニヤ。

 じいっと至近距離から英雄の顔を凝視する。

 英雄の顔。

 涙と鼻水でぐじょぐじょになり、眉は下がりっぱなしで恐怖している男の顔。それを見て、明日香の瞳がキラリと光った。

「いただきま~す」

「んふうううううッ!」

 喰らった。

 明日香の口が大きく開き、獲物を丸飲みする蛇のように、英雄の矮小な唇を貪り喰らう。

「んん・・・・うううう・・・・」

 英雄はなすすべもない。

 明日香に持ち上げられていて、足が地面についていなかった。宙づりにされて、逃げようとしても逃げられない。さらに英雄の小さな体がぎゅううっと抱きしめられる。爆乳によって潰される。英雄の体は明日香の大きな体に吸収されて、食べられてしまっていた。

「師匠」

 ひとしきり堪能した後、唇を放した明日香が至近距離から英雄を見つめた。

 キョトンとした表情を浮かべながら、信じられないという声色で、

「ひょっとして、初めてですか?」

「ふはあッ?」

「キスするの初めてなんですか?」

 図星をつかれて英雄は顔を赤くするしかない。

 ブラジリアン柔術と柔道に青春を捧げたせいで女の子と付き合ったこともないのだ。キスをしたことなんてあるわけがなかった。

「ふふっ、体だけじゃなくて、エッチの経験でもおチビちゃんなんですね」

 ねっとりと。

 妖艶な瞳で一人の女性が男を追いつめる。

「明日香に任せてください」

「ひいいい」

「おチビちゃんのこと、明日香がしっかりリードしてあげます」

 じゅぱああ・・・・じゅるじゅるッ!

 ディープキスが始まる。

 彼女の肉厚な舌が英雄の口内で暴れ回る。

 縦横無尽。暴力的な、快楽をむさぼるためのキス。明日香の力の前に、英雄は処女のように目を閉じ、ただただ彼女の暴力的な舌使いに悶えていく。

「あひん・・・・ひい・・・ああんん・・・・」

 あえぎ声。

 それを漏らしているのは年上の男だ。

 そんなマグロになった男をさらに追いつめ、快楽と窒息の二重苦によって悶えさせているのは、彼よりもはるかに年下の少女だった。

「ふふっ」

 余裕たっぷりに笑う明日香。

 彼女は目を開き、ジト目で英雄を観察しながらディープキスを続けていた。情けなく悶える男の顔をスパイスにして、ますます興奮した女豹が、さらに男の痴態を引き出すために舌を蠢かせる。英雄がそんな舌使いに耐えられるはずがなかった。

(ぎ、ぎもじいいいい)

 目を白黒させて、トロンとした顔を浮かべる男。

 明日香の舌使いによって身も心もとろかされてしまって、今では半開きの瞳をトロンとさせて昇天している。半開きの瞳は若干白目をむいていて、少しだけ残った黒目がどこまでも情けなかった。

(ぐるじいいい・・・・・でもぎもじいいいい・・・・・・・・・)

 明日香にベアハッグのように抱き潰され、呼吸ができない。自分の胴体を潰している彼女の逞しい腕と、大きなおっぱい。その苦しさに悶えさせられながら、彼女の舌使いで昇天していく。

 だらんと脱力した体。

 明日香に抱きしめられ宙づりにされたまま、いっさいの反抗をやめて、されるがままになってしまった男。英雄はビクンビクンと痙攣し、目をトロンとさせながら、限界を迎えた。

「むううううううッ!」

 どっびゅううううううッ!

 びゅっびゅううううう!

 びゅうううう!

 射精。

 それが終わることもなく続いていく。

 英雄は完全に白目をむき、快感で頭をバカにして、ますます体を明日香に預けてしまっていた。

「ふふっ」

 笑った少女。

 その横顔は成熟しきった女性のソレだった。

 男が射精したことに驚くこともなく、平然と受け止めた大人の女性。

 彼女はとどめとばかりに英雄の体を抱きしめ、もっと射精するようにと舌使いを過激にする。唾液音が公園中に響いた。

(むり・・・・もうむり・・・・・)

 英雄がそれに耐えられるはずがなかった。

 ますます勢いづく射精。

 明日香に英雄のすべてが奪われていく。

(あしゅかしゃま・・・あしゅかしゃま・・・・)

 ビュッビュウウウウッ!

 どっびゅうううううッ!

 びゅうううううううッ!

 射精が終わらない。

 英雄は明日香に与えられる苦痛と快感で殺されていく。びくんびくんとした痙攣。強制的に奪われていく精液。英雄はそのまま意識を手放した。


つづく