放課後。
1年生女子部員たちの部室には、少女たちの嘲笑がわきおこっていた。
「ほらほら、もっとしゃぶるんだよ」
「ふぁい、夏希先輩」
夏希と呼ばれた少女が、町田に脚を舐めさせている。
夏希は、女子部員とは思えないほどに派手なメイクをしていて、いかにもギャルといった印象の少女だった。
練習着姿。
下半身だけはスパッツ姿の夏希は、いすに座り、足を目の前の男にむけて差し出している。
靴下はつけていない。生足だ。
それを、町田はうやうやしく手にとり、彼女のつま先を口いっぱいにほうばって、舐めていく。
舌がはいまわってくる感触に、夏希は爆笑をあげた。
「あーあ、なさけないかなー」
「夏希ちゃんの足はおいしいですかー?」
「クズね」
そして、嘲笑の笑みを浮かべるのは夏希だけではなかった。
町田の周囲を、女子部員たちが囲っている。
皆、練習を終えた後、スパッツ姿で、おしげもなく生足を伸ばして椅子に座っている。
円を描くようにして座った彼女たちの中心に、町田が全裸で膝まづいているのだった。
美しい少女たちの肉の壁に囲まれ、強制的に足をなめさせられる。
連続して、何度も何度も。
練習終了後の少女たちの足を舐めさせられてから、すでに1時間が経過していた。
それなのに、この残酷なレクリエーションは、まったく終わる気配を見せなかった。
「ほら、フェラしろ。あれだけ教えたんだから、できるっしょ?」
「ふぁ、ふぁい」
町田は、夏希の足の親指を口にふくんだ。
そして、勢いよく首を動かし始めた。
ヘッドバンキングでもしているかのように、夏希の親指をくわえこんだまま、疑似フェラをする町田。
とたんに爆笑があがった。
「あはは、必死すぎー」
「女の子の足にフェラなんてしちゃって、恥ずかしくないのかな」
町田を取り囲んだ少女たちが言う。
町田の目の前には、少女たちの足、足、足。
ふくよかではあるものの、その皮下脂肪の下にはとんでもない筋肉量が隠されている彼女たちの脚。
長く、美しい、女性の脚だ。
それが、12本、町田を取り囲んでいた。
そして、美脚による教育的指導は続いていくのである。
「次は私の番」
ひときわ冷徹な眼をした少女が言った。
いつも町田のことをゴミでもみているかのように見下ろす少女、水島絵里香だった。
「私は、夏希みたいに甘くないわよ」
すっと、脚が伸びる。
町田の口元、そこまで伸びた脚の指が、くいくいっと、町田を手招きする。
その動きに、さっと、町田が絵里香の脚に舌をはわせようとする。
しかし、
「むっぐうううう!?」
いきなり、町田の口の中に、絵里香の爪先が押し込まれた。
ぐいぐいと絵里香の脚が、町田の口内に進入していく。
メキバギっと、顎の骨がきしむ。
それでも、絵里香は、もう一方の脚を町田の後頭部にあてがい、もう一方の脚で町田の口内を犯す。
「のどちんこ、みつけた」
「むぐうううう!!」
絵里香の爪先が、町田ののどの奥まで達した。
ぐりぐりと、さらに押し込まれる。
町田は、おえおえと吐き気を催して、白目をむいて、痙攣する。
なんとかこの苦しみから逃れようと、絵里香の脚をつかんで、必死に自分の口から離そうとする。
しかし、絵里香は脚だけの力をもって町田の抵抗を圧殺して、口の中を犯し続けた。
なにをしても無駄。
どんなに抵抗しても、絵里香の脚の力の前では全くの無力。
そう悟った町田は絶望し、絵里香の脚をつかんでいた手が力なく、がっくりと落ちた。
なんの抵抗もなくなった絵里香の脚は、さらに勢いよく、ぐりぐりと町田の口内に進入し、犯していく。
「キャハハ! 白目むいちゃってるんですけど、ちょー受けるー」
「ビクビク痙攣して、情けないかなー」
「ふふっ、年下の女の子に脚だけで屈服されちゃって、恥ずかしくないんですかー」
女子部員たちが口々に嘲笑の言葉を向ける。
そんな中でも、絵里香の責めはやまない。
町田の口内はすでに絵里香の脚で支配され、口からはもちろん、鼻からも息を吸えない状態だ。
そんな苛烈な責めを、絵里香は冷徹な無表情さでもって、淡々と行うのだった。
その丸太のような太股。
美しくもたくましい二本の脚線美。
むっちりと、しかし、うっすらと浮かんだ筋肉の筋が、男の劣情を刺激する女性の脚が、男の口内を犯し、屈服させる。
絵里香は、淡々と、最後まで情けをかけることなく、脚責めを続けたのだった。
*
「はい、最後はわたしよ」
ようやく絵里香の教育が終わった後、
残酷にも言ったのは、彩華だった。
椅子に座ったまま、地面に横たわって痙攣する町田。
さきほどまでの絵里華の教育に満身創痍の町田に対しても、彩華は容赦がなかった。
「ほら、いつまで寝てるのよ」
椅子に座ったまま、彩華がその長い脚を町田の口元にもっていく。
そして、さきほどの絵里香と同じように、町田の口内に爪先をつっこんだ。
「むぐうう、やひゃあああああ!!」
絵里香と違うのは、彩華はのど奥まで犯さなかったということ。
かわりに、彼女は、脚の指で、町田の舌をぐいっと力いっぱい掴んだ。
そして、
「立ちなさい」
ぐいいいッ!!
「ふひゃああああ!!」
彩華は、町田の舌を脚の指でつかんだまま、ゆっくりと町田を持ち上げていった。
彩華の脚が、上へ上へ、持ち上げられていく。
その都度、町田の頭も持ち上げられていく。
彩華の爪先が、彼女の頭よりも上に持ち上げられた。
町田の脚が地面から離れた。
町田は、自分の舌を支点にして、宙づりにされてしまったのだ。
「ひっぎいいいいい!!」
町田は涙目になって、必死の抵抗をしていた。
なんとか爪先立ちになろうと、両足が地面を求めて滑稽なダンスを踊る。
さらには、自分の舌を捕らえて離さない彩華の脚を両手でつかみ、必死にそこから逃れようとする。
しかし、
「なにそれ。それで抵抗してるつもり?」
彩華はこともなげに言った。
片脚一本で、男を宙づりにしてしまう怪力。
人の舌というただでさえ掴みにくい物を、しかも脚の指だけで鷲掴みにして、宙づりにしてしまう。
彩華の天高くあげられた脚は、むっちりとしていながら筋肉の筋が浮かび上がっており、その美しさは見る者の心を奪った。
男の自尊心を奪う、処刑台としての美脚。
彼女は自分の一番の魅力でもって、町田のことを地獄にたたき落としていた。
(とれちゃううう! やだあああ!!)
町田は激痛にどうにかなってしまいそうだった。
舌をつかまれ、そのまま宙づりにされてしまっているのだ。
舌にかかる苦痛は想像を絶した。
次の瞬間には、舌がもげてしまうのではないか。その恐怖と激痛に町田はもだえ、涙と涎で顔を醜く変貌させた。
周囲からは、町田をかこむ女子部員たちの爆笑があがった。
「虫! 虫みたい!」
「舌だけで宙づりにされるとか受けるんですけどー、写メ写メ」
「女の子の脚一本にも勝てないなんて、恥ずかしくないんですかー」
周囲を囲む女子部員の壁。
可愛い女の子たちに嘲笑され、バカにされ、町田の精神は崩壊の一途をたどる。
そんな町田のことを、彩華はニヤニヤとしながら見つめていた。
自分の脚に捕らわれて逃げられなくなった男のことを、嬉しそうに眺めている。
ペットの芸を見るような、そんな視線で、上級生の男子を見据えていた。
「ねえ、許してほしい?」
彩華がサディスティックに笑いながら言った。
町田は、くうんくうんと、捨てられた犬のように肯定の声をあげる。
町田の目は、完全に負け犬のそれになっていた。
彩華はそれを確認すると、無慈悲に言った。
「それじゃあ、「僕は彩華様の脚に勝てませんでした」って言いなさい」
「ぼきゅはあやきゃさまのあひにかてまひゃんへした!」
町田は即座に言った。
彼の精神はとっくに下級生の女子に屈服していて、彩華の命令だったら、なんでも言うことを聞く状態になっていた。
下級生女子の脚一本に舌をつかまれ、宙づりにされながら、町田の地獄は終わらない。
「「今後は、彩華様の脚をご主人様として崇めます」、さんはい」
「こんぎょは、あひゃかしゃまのあひを、ごひゅひんひゃまとひてあひゃめはす!」
「ふふっ、それじゃあ最後に」
彩華は笑って、
「「僕のご主人様は彩華様の脚だけです」って言ってみなさい」
町田の心に一瞬だけ、千鶴の姿がよぎった。
それがなぜかは分からない。
けれど、町田の中で、彩華に対する反発心のようなものが生まれ、一瞬、言いよどんだ。
すると、
「あ〜あ、そういう態度とるんだ」
彩華が獲物を前にした獰猛な肉食獣のように表情を変えた。
そして、脚の指にさらに力をこめる。
ぐいいいいッ!!
「ひゃあああ」
そのまま、さらに脚を天高くあげる彩華。
そのまま、彼女は言った。
「わたしに逆らったら、どうなるか、分かってるでしょうね」
「ゆるひてえええ!!」
「ふふっ、なんて言えばいいんだっけ?」
町田は自分が助かりたい、そう思うばかりだった。
舌がとれてしまう。
下級生の女の子の脚に、舌がもぎとられてしまう。
恐怖に錯乱した町田は、わけもわからずさきほどの言葉を口にしていた。
「ぼきゅのごひしゅんはまは、あひゃはしゃまだへへす!!」
「はい、よくできました」
彩華が満足そうに言うと、町田の舌をはなした。
宙づりにされていた町田の体がどさっと地面に倒れる。
仰向けになって、自分の口をおさえながら、ひいひいと悲鳴をもらす。
痛みと恐怖に錯乱し、地面をばたばたとのたうちまわっていた。
そんな哀れな男に対して、女子部員たちはどこまでも残酷になれた。
「ふふっ、さあ、最後の仕上げね」
*
彩華を筆頭に、優子をのぞいた女子部員全員が、地面に横たわった町田を囲むようにして立ち上がった。
その圧倒的なまでに鍛え上げられた下半身に、見る者の心は奪われる。
長い長い脚。
女の子らしい柔らかさを備えながら、隠しきれない筋肉が浮かび上がってきている。
そんな魅惑的な脚が、町田を取り囲んでいた。
立ち上がった彼女たちは、皆、笑いながら、地面にはいつくばっている町田を見下ろしていた。
「ううううッ!」
町田は地面に仰向けになって、彼女たちを見上げるしかなかった。
はるか頭上に、5人の少女たちの顔が見える。
自分の周りを取り囲んでいて、万に一つも、ここから逃げ出すことはできないことを教えてくれた。
彼女たちの意志一つで、自分はどこまでもひどい目にあわせられる。
そう思っただけで、町田は、後輩の女子たちに取り囲まれているだけで、恐怖のあまり「ひい」と声をもらしてしまった。
「さてと、満足に脚舐めもできないグズには、罰ゲームを与えないとね」
彩華が言った。
両手を腰にあて、仁王立ちで、町田の頭側に立っている。
町田からは逆さに見える彩華の顔。
彼女は残酷に続けた。
「オナニーしなさい」
「え?」
「聞こえなかったの? オナニーしろっていってるのよ」
淡々と、あくまでも淡々と言う彩華。
周囲の女子部員たちも、無言で、くすくす笑ってその光景を見ていた。
「ねえ、あんた気づいてないの」
彩華が町田を見下ろしながら言った。
「年下の女子に、こんな目にあわせられてるっていうのに、興奮してるってこと」
女子部員全員の視線が、町田の下半身にむけられた。
全裸にむかれた町田。
下半身には今にもはちきれそうになっている彼の分身があった。
くすくす笑いが、部室に響いた。
町田は、それに初めて気づいたらしく、自分で自分を信じられないような、驚いた表情を浮かべた。
「千鶴先輩の調教のせいだろうけどね、あんたは、女の子に虐められて悦ぶ変態になっちゃったわけ。男子ソフトボール部のキャプテンを去勢したときも、ばっきばきに勃起してたけど、それも気づいてなかった?」
「う、うそだ」
「嘘じゃないって。ねえ、みんな」
葵も、歩美も、夏希も、絵里香も、皆、侮蔑の表情を町田に向けながら、一様に頷いて見せた。
ほらね、と彩華は続けて、
「変態はご主人様の命令だけ聞いていればいいの。でないと、どうなるか分かってるでしょうね」
彩華が、ゆっくりと右脚を振りあげた。
そのど迫力な下半身。
皮下脂肪の下に隠された筋肉の肉感が、そのまま彼女の脚が持つ怪力と破壊力のすさまじさを物語っている。
そして、彩華だけではなく、その場にいる全員が片脚を振りあげたのだった。
5人の少女たちが、自分を踏みつぶそうとして、脚を振りあげている。
町田は、仰向けになったまま、頭上に振りあげられた、彼女たちの脚を恐怖にひきつって見上げるしかなかった。
まるで空からミサイルでも落ちてくるかのような、絶望的な力の暴力。
彼女たちが脚を振りおろしたらどうなるのか。
それを考えた町田は、再び、半狂乱になった。
彼は、手を自分のものにあてがった。
そして、
「うわああああ!!」
しこしこと、勢いよく手を動かしていく。
無様に、普段しているよりも激しく、自分の肉棒をこすりつけていく町田。
その滑稽な姿に、爆笑があがった。
「下級生の女の子に見下ろされながらのオナニー、気持ちいいのかな」
「男子のオナニーって、ほんと、なさけさすぎるし。見ててマジ受けるw」
「脚に踏みつぶされるのがイヤで〜、年下の女の子に脅されてオナニーしちゃうなんて、一生もののトラウマですね」
「それでも興奮してるんだから、ほんとにゴミクズね」
見下ろされながら。
少女たちに囲まれ、見下ろされながら、町田はオナニーを続けた。
頭上の怪物たち。
自分をはるかに凌ぐ怪力をもった少女たち。
そんな彼女たちから踏みつぶされるかもしれない。
そう思いながらのオナニーのはずなのに、町田は、いつもに比べて興奮していることを確かに感じていた。
(き、きもちいい、な、なんで?)
狂乱しながら、それでいて、肉棒はいつもとは比べものにならない快感を伝えてくる。
手を動かすたびに、頭に電流が走るかのような快感が巻き起こる。
目の前がチカチカするほどの快楽。それを求めて、町田の手がさらに勢いをあげて自分のものをこすりつける。
その必死さに、少女たちのバカにした嘲笑はさらにあがった。
そして、それがさらに、町田の快感を高めてしまうのだった。
すぐに限界は訪れた。
「あ〜あ、もうイッちゃいそうじゃない。どんだけ興奮してるのよ」
彩華が、オナニーを続ける町田を見下ろしながら言った。
「カウントダウン開始ね。5、4、3」
彩華が再び右脚を振りあげた。
ムチムチしていながら、筋肉質な女の脚が、男の顔面に狙いを定めた。
町田は、絶望と快感で気が狂いそうになった。
そして、
「2、1、0!」
どすううううううんんん!!
「ひgっややあああ!!」
どっびゅううううう!!
彩華の右脚が、町田の顔面を踏みつぶした。
それを合図にするように、町田は噴水のように射精した。
勢いよく、滑稽に、白い液体が虚空にまき散らされる。
それを彩華は、町田の顔面をグリグリと踏みつぶしながらニヤニヤ眺めるのだった。
女子部員たちは、その結果に歓声をあげていた。
「気絶したわね」
ようやく町田を踏むのをやめた彩華が言った。
女子部員たちが、地面に仰向けになった町田の顔を見下ろす。
そこには、舌をだらしなく伸ばし、白目になって、涙と涎で汚く汚れた負け犬の姿があった。
ビクンビクンと、さきほどから痙攣がとまらない。
女子部員たちが、くすくす笑いながら口を開いた。
「こいつ、もうすっかり、彩華ちゃんの奴隷だよね」
「やってることは、ほかの奴隷と一緒だけどね」
いえてるいえてると、少女たちは囁きあう。
年上の男子をこんな目にあわせて、それに罪悪感などなにも感じていない残酷な少女たち。
そんな少女たちに、彩華は端的に現状分析をしてみせた。
「まあでも、こいつはまだ、自分が奴隷になってるっていう自覚はないでしょう」
彩華は、遊ぶように、町田の顔面を足裏で軽く踏みながら、
「心が折れてないもの。まあ、それも時間の問題なんだけどね」
くすくす笑い。
彩華がサディスティックに笑って、死刑宣告をした。
「じわじわ追いつめて、最後はアレをやって、完全な奴隷にしてやるわよ」
どっすううううんn!!
気絶した町田の腹を踏みつける彩華。
そのまま、彼女は言った。
「千鶴先輩に対する気持ちも、ぜ〜んぶ忘れさせて、奴隷にしてあげるから、覚悟しなさいよね」
(続く)